トム・ペティ、死去

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心停止により病院へ急送されたトム・ペティが、現地時間月曜日(10月2日)亡くなったことが発表された。まだ66歳だった。

◆追悼声明

トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの長年のマネージャーTony Dimitriadesは、以下のような声明を出した。

「非常に悲しいことに、トム・ペティの家族に代わり、父、夫、兄弟、リーダー、友人だったトム・ペティの早すぎる死をお知らせしなくてはなりません。

彼は今朝早く、マリブの自宅で心停止を起こし、UCLAメディカル・センターへ搬送されましたが、蘇生はかないませんでした。彼はPST(太平洋標準時)午後8時40分、家族、バンド・メイト、友人達に囲まれる中、安らかに息を引き取りました」


1950年10月20日フロリダ州ゲインズビルで誕生したペティは、17歳でマッドクラッチを結成。その後、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズとして1976年にデビュー・アルバム『American Girl』をリリースした。

以来、「Don't Do Me Like That」「Refugee」「The Waiting」「Don't Come Around Here No More」「Jammin' Me」「Free Fallin'」など多くの名曲を生み出し、彼らは2002年にロックの殿堂入りを果たした。

ペティは、ボブ・ディラン、ジョージ・ハリスン、ジェフ・リン、ロイ・オービソンと共に結成したトラヴェリング・ウィルベリーズでも高い評価を得、多くのミュージシャンからリスペクトされてきた。

トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズは一週間前に40周年記念ツアーを終えたばかりで、ペティのTwitterには「この40年間、僕らをサポートしてくれたみんな、ありがとう! 君らがいなかったら、僕らはなかった」とのつぶやきが残された。

合掌。

Ako Suzuki
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