メタリカのラーズ「世界に壁は必要ない」

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メキシコで公演を開いたメタリカのラーズ・ウルリッヒが、同国のTV局のインタビューで、メキシコとアメリカの国境に建設される予定の壁について語った。

◆メタリカ画像

プレゼンターから意見を求められたラーズは、「僕は、世界はいかなる壁も必要としていないと思う。僕らは、人々を結び付ける必要がある」と答えた。

「メタリカは世界中を旅し、音楽を通じ、人々を結び付けようとしている。メキシコであろうが、アジア、ヨーロッパであろうが、僕らは、異なるバックグラウンドを持つたくさんの人々を一緒にし、音楽、人生、カルチャー、それらの体験を共有しようって奨励している。1人のデンマーク人として、意見を求められれば、僕は壁は必要ないと思う。メタリカに関して言えば、僕らはどんどん、この美しい惑星を旅し音楽で壁を壊していく」

メタリカは、イギー・ポップをオープニング・アクトに迎え、3月1~5日、メキシコ・シティで3公演を開催。最終日に、ポップとの共演を果たした。

Ako Suzuki
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