【レポート】Mayday、武道館でポルノグラフィティ岡野昭仁と共演のサプライズ

Maydayが2017年2月3日および4日の2日間、日本武道館にて＜Re：DNA ～2017 復刻版～＞を開催した。2015年に行なった武道館ライブ＜Just Rock It 2015 TOKYO＞以来の来日となった同公演には、国内外から2日間約2万人の熱狂的ファンが詰めかけるなど変わらぬ盛況ぶりをみせた。

◆Mayday (五月天) 画像

アジアのスーパーバンドと呼ばれるMaydayのスケールの大きさは、ここ日本武道館でも健在。大量のバルーンやレーザーなどド派手な演出が光る。ライブは、先ごろ発売されたオリジナルアルバム『自伝 History of Tomorrow』からの楽曲や「Do You Ever Shine?」「Dancin' Dancing’」など、日本語曲を織り交ぜてファンを沸かせていった。MCではメンバーそれぞれが日本でライブをする喜びを伝える場面も。



「＜Re：DNA ～2017 復刻版～＞へようこそ！　武道館に戻ってきました！　みんなに会えて本当に嬉しいよ！　今日のライブでみんな幸せになって帰ってね！」──阿信（Vo / ASHIN）

「台湾や上海でもコンサートをやったけど、武道館はやっぱりアットホームな感じで安心します」──石頭（G / STONE）

「外は寒いけど、武道館の中は熱い！　いろんな有名なアーティストが立ったステージに僕らも再び立つことができて、とても嬉しいです！」──瑪莎（B / MASA）

「お元気ですか？　また武道館でライブができて嬉しいです！　新しいアルバムを持ってきたので、今日はその中からたくさん披露します！」──怪獸（G / MONSTER）

「今日は最終日でとても寂しいけど、みなさん楽しんで帰ってね！」──冠佑（Dr / MING）



ライブ本編は起伏に富んだセットリストで20曲を駆け抜けた。そして、アンコールが鳴り止まないステージに再び登場したメンバーは、ポルノグラフィティの新藤晴一が日本語詞を手がけたパーティーチューン「Buzzin’」で会場の熱気を再び最高潮へ押し上げる。さらには特大のサプライズが。

「次にやるこの曲を書いてくれたポルノグラフィティの岡野昭仁さんと、一緒に歌おうと思います！」──阿信（ASHIN）

という紹介に導かれて、ステージにポルノグラフィティの岡野昭仁が登場。岡野が日本語作詞を手がけ、ゲストボーカルとしても参加している「Song for you feat. Akihito Okano (PORNOGRAFFITTI)」の奇跡のコラボレーションをステージで実現させるなど、日本と台湾のスーパースターの共演にファンが歓喜した。

「生まれて初めて他のアーティストに歌詞を提供させてもらいました。それがMaydayのこんな素晴らしい曲で、本当に嬉しいです」──岡野昭仁



同曲演奏後に岡野はこう感謝を述べて会場を魅了した。＜Re：DNA ～2017 復刻版～＞はダブルアンコールを含め全27曲を熱演。今回の日本武道館公演も圧巻のパフォーマンスで大成功に収めた。

撮影◎橋本塁(SOUND SHOOTER)



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