<アニサマ>8/26レポート、小林竜之が登場、i☆Risやわーすたも乱入して盛り上がった暑い「刻-TOKI-ステージ」1日目
2016年8月26日(金)27日(土)28日(日)の3日間にわたりさいたまスーパーアリーナで行われた世界最大のアニソン・ライヴイベント<Animelo Summer Live 2016刻-TOKI->(以下・アニサマ)。その開催にあわせて外会場「けやきひろば」に設けられた「刻-TOKI-ステージ Supported by LIVE DAM STADIUM」では、野外カラオケイベント<PASSION SINGERS Supported by LIVE DAM STADIUM>が行われた。ここでは初日の8月26日(金)の模様をお届けする。
晴天に恵まれた初日、会場となったけやきひろばには、夏休み中ということもあり10代~20代の男性を中心にたくさんのアニソン・ファンが集まった。ひろばの周囲にはケバブ、博多からあげ、牛タン、スムージーなどグルメなフェスめしの屋台も出ており、午前中の早い時間から賑わいを見せていた。けやきひろばで行われるのは<PASSION SINGERS Supported by LIVE DAM STADIUM>と銘打たれたカラオケイベントで、カラオケDAMで<アニサマ2016>出演アーティストの課題曲を歌ってDAM★とも動画・DAM★とも録音でエントリーした出場者各日20名、3日間合計60名がステージで歌うことができるというものだ。
11時になるとイベントがスタート。MCを務めるのは昨年に引き続き、元アフィリア・サーガ・イースト、現在は声優として活躍する武石あゆ実、そしてけやきひろばイベントオープニングの「マニアックトーク&ライブ」に出演したオタマート1日店長、アイドル・グループ「わーすた」の廣川奈々聖が日替わりパッションアシスタントMCを務めた。「みなさんこんにちはー!このけやきひろばのイベントに昨年や一昨年に来たよっていう人はいますか?」と武石が呼びかけると、多くの観客から手が上がっていた。オープニング・トークで今日のアニサマ本編の出演者を紹介して行くと、名前が呼ばれる度に大きな歓声が起こっていた。毎年恒例となっているカラオケ参加者を呼び込むときの掛け声を紹介。今年のアニサマのテーマは「刻-TOKI-」ということで、「私たちが、“刻をきざめ!”と言ったら、“わっしょいパッション!”と応えてください!いきますよー!」と呼びかけ、集まった観客が一斉に“わっしょいパッション!!”と大きな声で元気よく答え、2016年のLIVE DAM STADIUMステージの幕が上がった。
まずは<アニサマ2016>出演アーティストの楽曲を課題曲とした「フリーカラオケコーナー」のオープニングとして女性参加者のあんなさんが藍井エイル「ラピスラズリ」を歌ってイベントがスタート。オープニングらしい力強い歌声で、いきなりのすごい盛り上がり。歌い終わると、「緊張したけど、精一杯歌いました!」と充実した表情を見せた。
ここで、場内のスクリーンに映像でアニサマが始まった2005年からのカウントダウンが行われて「2016」にたどり着くと大きな拍手が沸き起こった。ここから次々と一般出演者が登場。女性ユニットのせごえさんがMay'n/中島愛「ライオン」を歌う。世代を超えたユニットという意味で「せごえ」と名付けられているそうだ。「みなさん盛り上がってますかー!?行くよー!もっと盛り上がってください!」と煽ると、観客は手を叩き、ステージ前にはシャボン玉も舞い上がっている。井口裕香「Hey World」を歌った、いちごみんとさんは「初めて参加しますー!」と緊張ぎみのようだったが、イントロ始まるとたくさんの人がステージ前に集まると、「ありがとうー!みんな大好き!」と笑顔を見せた。なお、イベントの模様はステージ上に設置された360度カメラで撮影されており、会場周辺の盛り上がりぶりがDAM CHANNELのツイッター等で発信されていた。
眼鏡をかけた男性のあすかさんは聖飢魔II「荒涼たる新世界」をチョイス。曲が始まると、「カモン!」と煽り、ものすごい高音のシャウトでどよめかせていた。ALTIMA「Burst The Gravity」を歌った男女2人組、くさがやさんはサングラスをかけた男性のラップも炸裂して盛り上げた。歌い終わり「すごい盛り上がりでしたね!」とMCが声をかけると、DAM★ともで出会って出場したことがわかり、観客の多くが驚いていた。3年連続出場だという、楪さくらさんはAKINO with bless4「君の神話~アクエリオン第二章」を歌唱。爽やかな歌声が、かなりの気温の高さで汗だくの観客に向けて涼しさを届けていた。angela「Shangri-La」を歌った、むし子さんは「みんなタオル用意してー!」とタオル回しで大いに盛り上げてくれた。第1部が終了すると、第2部で行われるLIVE DAM STADIUMアニサマ映像を使った「アニサマ映像コーナー」で、ももいろクローバーZの「MOON PRIDE」を課題曲として飛び入りのカラオケ参加者を募集することになった。
▲小林竜之
1部の2部の間の時間は、日替わりゲストによる<LIVE DAM STADIUMスペシャルステージ>を開催。本日のゲストは、アニメ、声優などさまざまなジャンルを全力で応援するアミューズメント情報番組チャンネル、サブカルチャー応援会社「ライブダムカンパニー」の新入社員として活躍する小林竜之が登場。ステージに上がると、「みなさーん!こんにちDAM!ライブダムカンパニー新入社員の小林竜之です!よろしくお願いします!アニサマ盛り上がってますか!?自分も早速カラオケしていいですか?」と挨拶代わりに、和田光司「Butter-Fly」を歌うと、ステージ前に集まった観客は声を張り上げ右手を突き上げてヒートアップ。サビでは「みんなで歌おう!」と呼びかけて全員全力で大合唱だ。改めて自己紹介をしてから「せっかくですから、オリジナルもやっていいですか!?」と、「ZERO」(TVアニメ『最強銀河 究極ゼロ ~バトルスピリッツ~』OPテーマ)続いて「Endless NOVA」(『最強銀河 究極ゼロ ~バトルスピリッツ~』EDテーマ)を歌唱。激しい疾走感のあるロックに体を動かす観客たちと、遠くまで届けるように拳を突き上げ煽る小林。歌い終わると、「いやあ~暑い!」とドリンクをゴクリ。相当暑そうだ。さらに『新劇場版 頭文字D Legend3-夢現-』の主題歌として2016年1月にリリースされた「Chase for Dream」を披露すると、ステージ前の観客はさらに汗だくで手拍子している。
▲小林竜之&i☆Ris
▲小林竜之
「ここで、なんかスペシャルゲストが来てるみたいなんで」とステージ袖を見ると、「イエ~!」と女性が次々とステージに走り込んできた。なんと登場したのは、この後アニサマ本編の方に出演するi☆Ris。一斉にステージに向かって観客が押し寄せて大変な騒ぎに。その光景を見て「さっきまでと全然違う(笑)!」と笑う小林と、「押さないで~!私たちはここから動かないから!」と注意を促すi☆Risメンバー。改めて「みなさまこんにちは、i☆Risです!」と挨拶すると大歓声が沸き起こった。「嬉しいです!みんな先輩なんです。でも本番前なのに良いんですか?」と小林。「いいの、今日は祭りでしょ!」と応えるi☆Risのメンバーにさらなる大歓声だ。
11月6日(日) 新宿ReNY にて開催されるイベント「BLAZING SONIC 2016」の告知を挟み、「タツってi☆Risの曲なんでも歌えるじゃん? せっかくだから、“たつ☆Ris”やっちゃう?」と「Make it!」でコラボ歌唱。ものすごい盛り上がりで、ただでさえ暑いけやきひろばはさらに熱気が上昇した。「いきなりの乱入を許してくれた、たつとみなさんに感謝です!」と感謝してから、i☆Risは4周年記念のライヴを11月25日日本武道館でライヴを行うことを告知、ステージ上から小林と観客と一緒に記念撮影してステージを降りた。そして最後は小林が1人で「バーストフィニッシュ!」(TVアニメ『ベイブレードバースト』OPテーマ曲)を歌い「どうもありがとうございました!アニサマ楽しんで帰ってね!」とサプライズ有りの熱いライヴを終了した。
イベント後半戦は、第2部のLIVE DAM STADIUMアニサマ映像を使った「アニサマ映像コーナー」へ。LIVE DAM STADIUMの2015年までのアニサマ映像を使った楽曲から30曲を課題曲として行われる。1番手は彩音さんが先ほど出演したばかりのi☆Ris「ドリームパレード」を映像と共に歌唱。TRUSTRICK「FLYING FAFNIR」を歌った深憂さんは映像と共にカッコイイ歌声を聴かせてくれた。ピンクの浴衣を着た3人組の女の子、あやしょーはアイドルマスターの「READY!!」を艶やかに歌い、コール&レスポンスで会場を一体化させた。MCの2人と一緒に5人で「刻をきざめ!わっしょい、パッショーン!」と次の出場者を呼び込むと、続いて登場したのは男性2人組の、こーたまゆーたまさん。「よろしくお願いします!いくぜー!」とGRANRODEO「変幻自在のマジカルスター」を見事な歌唱力と堂々としたステージ・パフォーマンスで見せてくれた。先ほど募集した当日エントリーの出場者が登場。男性ですいません!と言いつつ、課題曲であるももいろクローバーZ 「MOON PRIDE」をハイトーンで聴かせて「すごい!」と大喝采を浴びていた。
▲わーすた
ここでもう1組、飛び入り参加者が。アシスタントMCを務めた廣川奈々聖のグループ、わーすたがステージに上がり、i☆Ris「ドリームパレード」を歌い、アニサマ本編の開場時間に合わせて来場したたくさんの人たちからも大合唱が起こった。イベントの最後は出演者全員がステージに集合して、<Animelo Summer Live 2016刻-TOKI->テーマソングの「PASSION RIDERS」を出演者と観客全員で歌うことに。この曲は作詞が畑亜貴、作曲/編曲をQ-MHzが手掛けており、<アニサマ2016>出演者を中心に歌っている作品だ。「すごく高まる曲です!」とMCが言う通り、ドライブ感のある演奏とどこか切なくも高揚するメロディラインはエンディングにピッタリだ。ステージ上のたくさんの出演者たちと大勢の観客が一体となって歌い終わると、「盛り上がって楽しかったですねー!みなさん本日はありがとうございました!」とMCの2人が音頭を取り最後は「この後のアニサマ本編でも、刻をきざめ!わっしょいパッション!」と声を合わせて、暑い1日となったけやきひろばLIVE DAM STADIUMステージ初日は終了した。
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