サミー・ヘイガー、ヴァン・ヘイレンへ謝罪
サミー・ヘイガーが、ヴァン・ヘイレンとのいざこざは水に流した、彼らとまた友達になりたいと、過去の発言に対し、アメリカで放送されるTV番組の中で謝罪した。
◆ヴァン・ヘイレン画像
ヘイガーは今週末(8月20日)、OWN(オプラ・ウィンフリー・ネットワーク)から放送される『Oprah: Where Are They Now?』でこう語った。「俺は本当に、ヴァン・ヘイレンの問題全てを過去のものとした。俺らがやったことを誇りに思っている。だから、決めたんだ。忘れて許そうって」
「誰から何かを期待しているわけじゃない。バンドに戻り、もう一度あれをやりたいって望んでるわけじゃない。それは一仕事だ。そんなことはしたくない。違う、違う、俺はただ友達になりたいだけだ。君らに関して悪く言ったこと、謝りたい」
ヘイガーは1月、10年以上口をきいていないと言われるエドワード・ヴァン・ヘイレンの誕生日に「ハッピー・バースデー、エディ」とツィートし、ファンを驚かせた。彼はその後、これはデヴィッド・ボウイやグレン・フライなど度重なるレジェンドの訃報に考えさせられ取った行動だと説明していた。「あれには、考えさせられるよ。エディ・ヴァン・ヘイレンとの関係やずっと不快に思っていたこととかさ。“こういう後悔とか嫌なヴァイブを持ちながら墓に入りたくない”って考えさせられた。誰とでも友人になり、“よう、水に流そうぜ”って言いたいって思った。一緒にバンドやってなくても、友達でいようぜってさ。俺にはもう敵はいない。敵を持ちながら、墓に入りたくないだろ。(レジェンドたちの死は)俺にそう思わせた。目が覚めたよ」
ヘイガーからのお祝いの言葉に、エディは「ありがとう、サミー。君も元気だといいな」と返していた。
ヘイガーがヴァン・ヘイレンを脱退してから今年でちょうど20年が経つ。
Ako Suzuki
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