Bryan Associates Club、hide presents「MIX LEMONeD JELLY」でまき散らした“美”

Bryan Associates Clubが7月18日、千葉・舞浜アンフィシアターにて開催されたライブイベント＜hide presents「MIX LEMONeD JELLY 2016」＞に出演した。同イベントでは氣志團、清竜人25、女王蜂、a flood of circle、The BONEZ等、現在のフェスシーンで活躍するアーティストとともに、2015年12月の＜hide Birthday Party2015＞でも異彩を放った彼らがオーディエンスを魅了した。

◆Bryan Associates Club 画像


オープニングSEから"インダストリアル版オペラ座の怪人"とも呼べる吐息と轟音が混じる独特のサウンドでオーディエンスを自身の世界へ誘う。Bryan(vo)は黒のロングコートとサングラスで仁王立ち。豹柄＋ピンクのシャツをまとったWin(G)はニューロマンティックに派手さと品を加えたルックスと、そのスタイルも存在感も圧倒的だ。そして1曲目は、SOFT BALLETを彷彿させるハードなシンセが印象的なテクノとメタルを往来する「ヴェルヴェット思想家」を披露した。

続けて、ニューウェイヴな「DRAG QUEEN」、ギターリフとスペイシーなシンセが絡む「革命前夜」で会場を熱く沸かせつつ、4曲目に新曲「The Strangers(We Are Young)」を披露した。同曲はキャッチーなシンセリフとメロディに、儚さと熱が共存したBryan Associates Clubならではの“美”がふんだんに盛り込まれたナンバーだった。





ラストは定番曲にしてキラーチューン「Tonight」でステージも観客も最高潮に。メンバー全員の"Tonight"のコーラスに合わせてオーディエンスがシンガロングし、手を突き上げ、一体感の中で白熱のライブが終了した。

新しいサウンドやカルチャーをジャンルレスで発信し続けたhideの夏フェス＜hide presents「MIX LEMONeD JELLY 2016」＞で、短時間ながらも枠組みにとらわれない美しく熱い独自の感性を多くのオーディエンスに伝えたステージとなった。なお、同イベント出演模様がオフィシャルyoutubeチャンネルに公開されているので、ぜひご覧いただきたい。

Bryan Associates Clubは8月7日、音楽実験室 新世界にて第二回目の主催イベント＜B.A.C to the Future vol.2＞を開催する。





◆Bryan Associates Club オフィシャルサイト
◆Bryan Associates Club オフィシャルYouTubeチャンネル