高橋洋子、初のクリスマス・アルバムをリリース

高橋洋子が、11月20日にクリスマスEP「恋に寒さを忘れ」をリリースする。

◆高橋洋子画像

「残酷な天使のテーゼ」や「魂のルフラン」などで知られる高橋洋子だが、彼女にとってクリスマス・アルバムはシンガーとしてデビューした頃からの夢だとか。収録された6曲はいずれも古き良き時代のアメリカのクリスマス・スタンダード・ナンバーで、1940～1950年代のアメリカが最も輝いていた時代のアレンジにこだわりたいと、単身でLAに乗り込んでレコーディングした作品だ。

全曲英語詞で歌われており、アルバムにクレジットされているコーラス・グループのジ・ヱンゼル・シスターズは、高橋のマルチ録音による“ひとり聖歌隊”である。ビリィ・ホリデイ、フランク・シナトラが歌った「I've Got My Love to Keep Me Warm/恋に寒さを忘れて」、曲タイトルは馴染みがないが聴けば誰もが知っている「Winter Wonderland」、エルビス・プレスリー「Blue Christmas」といったクリスマスの名曲がズラリと並んでいる。

「Jingle Bells」ではジョン＆ヨーコ名義で燻し銀のギタリスト/バンジョー奏者ジョン・レイノルズと共に歌い。ラストの「The Little Drummer Boy/Peace On Earth」は、かつてビング・クロスビーとデビッド・ボウイがデュエットしたナンバーをカバーしてみせている。


雪が積もる中、暖炉の前に家族みんなが集まって楽しく過ごすクリスマス…1950～1960年代に放送されたアメリカのホーム・ドラマでよく描かれた、そんな風景が目に浮かぶような作品だ。高橋洋子とジ・ヱンゼル・シスターズのノスタルジックで暖かいクリスマス・アルバムは10インチのアナログ（CDの発売はなし）で11月20日にリリースされる。デジタルは12月16日より配信スタートとなる。


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