【Kawaii girl Japan】水樹奈々、初の海外公演を台湾で開催。世界65会場でライブビューイングも開催
水樹奈々が単独公演では初の海外公演を台湾・Legacy Taipeiで11月23日、24日の2Days開催した。
◆水樹奈々 写真
ライブの前日となる11月22日、平日にも関わらず台湾・松山空港に到着した水樹を出迎えたファンはおよそ500人にも及び、水樹が到着すると日本でもおなじみの「奈々コール」が。プライベートを含めても台湾に来たのは初めてという水樹だが、予想以上のファンからの熱烈な歓迎ぶりに終始笑顔で手を振り続けていた。
本公演は、日本で今年の夏に全国8箇所11公演行われたツアー<NANA MIZUKI LIVE CIRCUS 2013>の追加公演<NANA MIZUKI LIVE CIRCUS 2013+>と題した公演となっているため、日本の公演でも見られた演出もあったが、台湾のファンから事前にライブのOfficial Facebook上で集めた楽曲アンケートを基に新たにセットリストに加えられた楽曲も披露されるなど、現地のファンにとって非常に嬉しい公演内容となった。
2Days公演のうち、24日のライブレポートをお届けする。
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2日目は日本国内で56箇所に加え、香港4箇所、台湾1箇所、シンガポール2箇所、インドネシア1箇所の合計65箇所の劇場、およそ23,000人のライブビューイングも行われており、水樹としては初めての出来事がいっぱい詰まった夜となった。
水樹のライブでは珍しく、小雨のちらつく中、現地時間17時。「NANA MIZUKI LIVE CIRCUS 2013+」2日目開幕。「いくぜ、Taipei!!」の水樹の掛け声と共に1曲目「Gimmick Game」がスタート。トリコロールカラーの衣装に身をつつんだ水樹の姿に会場からは歓声があがり、同時に水樹のイメージカラー“青”のペンライトが一面に広がっていた。
「みんないっぱい声きかせてください。」という水樹の言葉に応えるかのように「いただきます、Lovely Fruit!!」と会場から大きな声が飛び、2曲目「Lovely Fruit」を披露。2曲目にて既に1日目とはまた違った熱いコールが次々と飛んでいた。続いて、「みんなで一つになりたいと思います!」との水樹の言葉に続き3曲目「POP MASTER」がスタート。全力でステージ上でジャンプする水樹が印象的だった。
最初のMCでは「ダージャーハオ ウォーシーシェイシューナイナイ」と北京語で自己紹介した後、改めて「みなさん、こんにちは。改めまして、水樹奈々です」と日本語で挨拶。北京語で「初めての海外公演が台湾で嬉しいです。今日は盛り上がっていきましょう」とあった後、台湾の松山空港という名前をみて愛媛県出身の水樹としてはつながりを感じたということ、そして空港に到着した際に出迎えてくれた多くのファンの方々が手作りのプラカードを用意してくれて嬉しかったという話や御礼を述べた。また、今日は水樹としては初めてライブビューイングを行っていることを伝え、世界各地で行われているライブビューング会場のファンにも投げかけた。「ついてくる準備はいいですか?みんなの気持ちを一つにして、LIVE CIRCUS 2013+ at Taipei 開宴!」とあった後、上着を脱いだ衣装で4曲目「COSMIC LOVE」、5曲目「Love Brick」を続けて披露。
ステージ袖へ一旦水樹を見送ると、ステージ上では水樹のバックバンド“Cherry Boys”のメンバー紹介のコーナーへ。「チェリボセブンG」と題した映像が場内のスクリーンで上映され、メンバーからもそれぞれ北京語で自己紹介が行われた。
その後のMCでは1日目と同じく、ファンから日本語で「回って、回って」の声が。「記念すべき台湾公演、しかもツアーファイナルということで」の言葉に続き北京語で「回りますよ」と水樹からあり、ステージ上で一回転してみせたが、「もう一回!」コールも起こり、2日目は水樹と共にCherry Boys全員で回転してみせた。その後、この衣装が台湾公演のためだけに作られた衣装だと話し、日本らしいものを取り入れたかったので、本物の振り袖を加工して作られた衣装であることを伝えた。
続いてはタオルでの振り付けが特徴的な「Happy☆Go-Round!」に続き、「DISCOTHEQUE」を披露し、会場がピンク色のペンライトに変わっていった。ライブ中盤の11曲目は、水樹のライブでは必ずといっていい程セットリストに入ってくる「POWER GATE」を披露。「oh~oh、oh~、POWER GATE~!」という日本でも定番のファンとのやり取りがここ台湾でも行われていた。
その後のMCでは台湾版のCDに封入されていたアンケートで「ライブを台湾でやってほしい!」と多くの声をいただいたので、今回大きな一歩を踏み出すことができたことへの感謝の気持ちを述べた。すると会場からは一斉に「奈々コール」が。そして「みんな愛しています、また絶対台湾にきます」と北京語で話した後、本編最後は「愛の星」をしっとりと歌い上げ、会場からは大きな歓声と拍手があがった。
本編終了後、会場からは大きな「奈々コール」が。それと同時に、ファンが制作したのであろう、オリジナルのうちわを会場全体が振りながら水樹を呼び続けた。
1日目とは異なる「SCARLET KNIGHT」のイントロと共に、白のTシャツ姿で再び登場した水樹。MCでは手作りのうちわについてふれると、ファンから水樹へ手渡しする場面も。その後はライブのアンコールで恒例となる「シャッス!」という挨拶を行い、水樹がレギュラー番組をつとめるラジオ「スマイルギャング」の説明を。そして、「一緒に歌ってもらえたら嬉しいです」とあった後、会場からの「ワン、ツー、スリー、フォー」という大きな掛け声と共に、水樹が大きくジャンプし、アンコール2曲目「SUPER GENERATION」がスタート。
その後のMCでは、この公演の模様がDVD/Blu-rayになることが発表された。そして「この台湾公演をずっと応援してくださったすべてのみなさんに、深い愛を込めて歌います」とあった後、Facebookのアンケートでも1位を獲得した「深愛」を披露した。一部を北京語で歌うなど、台湾公演ならではの演出も見られ、曲中にも関わらず、会場からはどよめきが起こっていた。
メンバー全員ラインナップでの挨拶も終え、大きな歓声に見送られ終了したかのように思えたが、会場からは「1、2、3、4、5、6、ナナ~!」の掛け声の後、どこからともなく歌声が。どんどんその輪が大きくなり、気づけば、水樹の楽曲「POWER GATE」を歌うファンの声が広がっていた。
その声に後押しされるかのように再び登場した水樹の口から改めて御礼の言葉が。「昨日サプライズ返し出来なかったから、何か用意しようと思って、昨日の夜、急遽考えたことがあります。」とあった後、Cherry Boysを二人呼び込み、「大切な人のことを思いながら聞いてください。」とあった後、水樹が作詞した楽曲「innocent starter」をAcousticスタイルで歌い上げた。
そして最後の最後に、水樹の口から「2014年、台湾公演決定しました!」と発表があると、会場では万歳三唱と共に泣き出すファンが……。そして「みんな愛しています」という北京語と特大の投げキッスを会場に送り、笑顔でステージを後にした。
<11月24日(日)セットリスト>
1. Gimmick Game
2. Lovely Fruit
3. POP MASTER
4. COSMIC LOVE
5. Love Brick
6. Get my drift?
7. 純潔パラドックス
8. BRIGHT STREAM
9. Happy☆Go-Round!
10. DISCOTHEQUE
11. POWER GATE
12. Naked Soldier
13. 革命デュアリズム
14. Vitalization
15. Preserved Roses
16. ETERNAL BLAZE
17. 愛の星
【ENCORE】
18. SCARLET KNIGHT
19. SUPER GENERATION
20. 深愛
【W/ENCORE】
21. innocent starter (Acoustic ver.)
◆水樹奈々 オフィシャルサイト
◆Kawaii girl Japan
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