The Sketchbook、「すべては自分次第」

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The Sketchbookのサードアルバムが7月31日リリースされる。

◆The Sketchbook画像

「ライブと楽曲制作をずっと同時並行で進行してきたので、肉体的にも精神的にも相当きつかった。でも、出来上がった時の充実感はしっかり反映されていると思います」──多田宏(Vo&B)

The SketchbookはTVアニメのスピンオフ企画として全国オーディションを実施し、総勢1300人の中から選ばれたボーカル多田宏、ドラム渡邊悠、ギターの小原莉子からなるスリーピースロックバンド。

「セカンドアルバム・リリースから1年以内のリリース。この一年も、とてもスピード感がありました。曲作ってレコーディングしてプロモーションして100本ステージを行って。そしてそのお蔭で、バンドの進化ということに対しても達成感を感じている。ぜひ聴いてほしい。」──渡邊悠(Dr)

サードアルバムのタイトルは『12(トゥエルブ)』。ボーナストラックを含む全12曲が収録され、NHKテレビアニメ『キングダム』エンディングテーマ曲「21」、聴き馴染みよいメロディーが琴線に触れるミュディアムバラード「僕にできること」、ライブを意識し、スピード全快の急行列車のようなロックナンバーの「Mirror」などバラエティーに富んでいる。

タイトルを決めたいきさつについて、「時計の針が気付かせてくれたのは、『12』とは終わりであり、また始まりであるということ。一つの目標に区切りがあるからこそ、今を精一杯頑張ることができる。(アルバムを)現在の僕たちの集大成として、存分に楽しんでもらいたい。」と多田宏(Vo、B)は答えた。

The Sketchbookは9月28日、そのアルバムをひっさげてSHIBUYA AXでのワンマンライブを予定している。

▲初回限定盤
▲通常盤
「テーマは『up to you』。現状に妥協するのも新たな未来を切り開くのも全ては自分次第であって、逃げずに弱さと向き合うこと、そして今という時間に満足しないことという自分たちへの戒めの意味を込めました」──多田宏(Vo)

またドラムの渡邊も「『over the station』という曲があります。駅というのはある人にとっては出発地点であり、また別な人にとっては帰着するところなのかもしれませんが、SHIBUYA AXというはライブステージは僕たちにとってまさしく「駅」を意味します。新たな出会いと別れ。僕たちは目標地点を通過し更にその先の夢に向けて出発させます。」と語った。

8月9日には初めて所属レコード会社の一大イベント<a-nation>でライブを披露するというThe Sketchbook。ギターの小原莉子は、「私たちのようにアニメがきっかけでスタートしたという変わったきっかけを持つバンドが、全くのゼロからスタートした自分たちの進化を見てもらえる場所がライブステージ。シンプルかつ重量感のあるロックバンドという、私たちの持つもう一つの側面をぜひ見てほしい。」と意気込みを伝えた。

The Sketchbook 3rd アルバム『12』
2013年7月31日発売
1.クラック(日本テレビ系「ミュージックドラゴン」6月エンディングテーマ)
2.Clear(TVアニメ「SKET DANCE」第6期オープニングテーマ)
3.スプリット・ミルク(日本テレビ系「ハッピーMusic」POWER PLAY)(日本テレビ系「音龍門」Baby Dragon's Gate)
4.フラッシュバック
5.いつかもう一度
6.僕にできること
7.21(NHKアニメーション「キングダム」エンディングテーマ)
8.Mirror
9.シグナル
10.REFLECT(ジャンプコミックス同梱版DVDテーマソング)
11.over the station
12.キヲク-Unplugged Ver.-※bonus track

<2nd anniversary LIVE>
2013年9月28日(土)
@SHIBIYA AX

<a-nation island powered by ウイダーinゼリー>
8月9日(金) アニジェネ ~ANISON GENERATION~出演
http://pia.jp/a/anigene-c/
@東京・国立代々木競技場第一体育館
出演アーティスト: 川田まみ/栗林みな実/KOTOKO/The Sketchbook/玉置成実/富永TOMMY 弘明with BLUFF/中島愛/May'n/and more… ※五十音順
チケット料金:一般指定席 \6,800(税込)a-nation island 入場料込
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