ジェシー・L・マーティン、マーヴィン・ゲイの伝記映画『セクシャル・ヒーリング』でマーヴィン役

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ジェシー・L・マーティンジェシー・L・マーティンが、マーヴィン・ゲイの伝記映画『セクシャル・ヒーリング』でマーヴィン役を演じることになった。

◆ジェシー・L・マーティン画像

ジェシーは5年前に同役を演じると見込まれていたものの、その後レニー・クラヴィッツがマーヴィン役を演じると報じられていた。しかしマーヴィンの息子マーヴィン・ゲイ3世が反対したため、レニーの降板に至った模様だ。マーヴィン・ゲイ3世は、レニーが同役を演じることについて法的措置に踏み切るとし、レニーに降板するよう要求していた。

ジュリアン・テンプルが手掛ける同作は、1980年代にマーヴィンがアルコール中毒や脱税問題などを抱えながらロンドンに住み、イギリスの音楽プロモーターであるフレディ・コウサートの助けを借りてなんとかキャリアを取り戻そうと必死にもがいていた時期に焦点を当てた作品だ。『イン・ブルージュ』のブレンダン・グリーソンがフレディ役を演じる。

同作の企画は長期間にわたって温められてきて、これまでにいくつかの脚本が執筆されている。『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』でお馴染みのジェームズ・ガンドルフィーニが同作のプロデューサーとなった当時にジェシーがマーヴィン役に決まったものの製作が中断されていた。

本作のタイトルにもなっている「セクシャル・ヒーリング」や「レッツ・ゲット・イット・オン」などモータウンのヒット曲を飛ばしたマーヴィン・ゲイだったが、1984年にロサンゼルスで口論となった末、父親によって射殺されている。

そんな紆余曲折を経て、伝記作『セクシャル・ヒーリング』は3月下旬より撮影が開始される予定だ。
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