ティーネ、アルバム『ストーリーテラー』をリリース

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ノルウェー出身の若き美人トランペッター、ティーネがアルバム『ストーリーテラー』をリリースした。

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ティーネは、2007年のノーベル賞ガラコンサートにて栄誉あるオープニングを務めた他、2012年7月29日に行われたノルウェー連続テロ事件のナショナル・メモリアルコンサートに登場、5万人の聴衆を釘付けにした。また、超絶技巧を聴かせるMusician's Musician的なトランペッターが多い中、彼女は歌うように聴かせるトランペッターとして、圧倒的な表現力とそれに裏打ちされた技量の高さを持つ。たとえば、トランペットでは最も難しいといわれるロングトーンの美しく抒情的な音色は、ティーネならではのものだ。

現在放送中のテレビ東京系『美の巨人たち』エンディングテーマ「エターナル・ストーリー」では、美しい金管楽器のデュエットを聴くことができる。このナンバーは、日本を代表する世界的トップ・サクソフォン奏者、田中靖人とティーネの共演によるものであり、リリースされた日本デビュー・アルバム『ストーリーテラー』のボーナストラックでもある。

アルバム収録曲は、ドヴォルザークの「我が母の教え給いし歌」などのクラシックをはじめ、シューベルトの歌曲、そして声楽曲を含む全25曲。ティーネの奏でるトランペットの音色がストーリーテラーとなって、聴く者を美しい音世界へいざなってくれる。

実のところ、メジャーレーベルからCDリリースできるトランペット奏者は世界でもそう多くはない。しかし、7月10日に東京ハッスルコピー社から発売された「エターナル・ストーリー」の楽譜は、CD発売前から好調な売れ行きをみせているそうだ。世界のトップ・トランペッターによるアルバムの登場を待ち望むリスナーは多く、新しい感動を与えてくれるに違いない。



アルバム『ストーリーテラー』
2012年8月1日発売
TOCE-90231 \2,800(税込)
1.ラフマニノフ:ここは何と素晴らしいところ
2.ドヴォルザーク:我が母の教え給いし歌
3.ドリーブ:カディスの娘たち
4.シベリウス:春はいそぎ過ぎゆく
5.シベリウス:日の出
6.シベリウス:それは夢か
7.R.シュトラウス:子守歌
8.マーラー:だれがこの歌を作ったのだろう(「子供の魔法の角笛」より)
9.コルンゴルト:マリエッタの歌(歌劇「死の都」より)
10.グリーグ:山の娘 そいつは歌う
11.グリーグ:山の娘 ヴェズレモイ
12.グリーグ:山の娘 ブルーベリーの丘
13.グリーグ:山の娘 デート
14.グリーグ:山の娘 恋
15.グリーグ:山の娘 子ヤギのダンス
16.グリーグ:山の娘 ひどい日
17.グリーグ:山の娘 イェートル川のほとりで
18.カノ:エピローグ(歌劇「月」より)
19.サン=サーンス:あなたの声に心は開く(歌劇「サムソンとデリラ」より)
20.カントルーブ:野原の羊飼いのおとめ(「オーヴェルニュの歌」より)
21.カントルーブ:女房もちはかわいそう(「オーヴェルニュの歌」より)
22.ワイル:私はあなたを愛していない
※日本盤ボーナストラック
23.山下康介:エターナル・ストーリーwith田中靖人(テナーサクソフォン)
24.エターナル・ストーリー(トランペット演奏用カラオケ)
25.エターナル・ストーリー(トランペット&テナーサクソフォン演奏用カラオケ)

◆ティーネ レーベルサイト
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