寺井尚子、アルバム『リベルタンゴ・イン・トーキョー』ツアー東京公演、大盛況で終了
ジャズ・ヴァイオリニスト寺井尚子の<リベルタンゴ・イン・トーキョー ツアー2012>東京公演が、5月19日(土)東京・中央区の日本橋三井ホールで開催された。
◆寺井尚子画像
2011年末に発売となったアルバム『リベルタンゴ・イン・トーキョー』は、寺井尚子が世界一のアコーディオン奏者リシャール・ガリアーノ、イタリアの名門オーケストラ、カメラータ・ドゥカーレと共に、アルゼンチン・タンゴの巨匠アストル・ピアソラに捧げ、2011年9月に10周年を迎えた<東京ジャズ2011>にて共演した歴史的なステージを収めたライブ・アルバムだ。4月からスタートしたツアーの最大の聴きどころは、総勢15名で演奏された同アルバムの収録曲が、いかに寺井尚子カルテット4名の演奏でアレンジして再現されているかだろう。
2011年に続き、約700枚のチケットは当日券を含め完売。会場は観客でぎっしりと埋め尽くされ、開演前から熱気に包まれていた。ツアー後半とあって、メンバーのボルテージは最高潮。エネルギーに満ち溢れた1曲目「ラ・クンパルシータ」、なめらかなワルツ「スプリーン」、そして「マイナー・スウィング」の激しいアドリブの応酬、ヴァイオリンから火花が散るような「リベルタンゴ」と続き、前半から緩急自在な演奏で観衆を魅了。
コンサートのハイライトはアルバムにも収録されているガリアーノ作の大作「オパール・コンチェルト」。MCで寺井は、東京JAZZ出演は「ピアソラをとことん追求すること、そして「オパール・コンチェルト」を完成する事が目的だった」と話した。メンバーの感性を最大限に生かし、東京JAZZの演奏に負けない迫力とパワーを見せた。
アンコールでは、ピアソラとサックス奏者ジェリー・マリガンの20年間の交流のエピソードを紹介し、「孤独の歳月」を本邦初演奏で披露した。続く「シング・シング・シング」で会場内に手拍子が沸き起こる。鳴りやまない拍手に包まれ、再度登場すると「そういうことならばもう1曲」と話し笑いを誘った後に、2度めのアンコール。「皆さんが笑顔あふれる毎日を過ごされますように、そんな気持ちを込めて」と話し「テリーのテーマ~スマイル」を披露。更に自身の十八番である名曲「スペイン」を演奏し、会場中が立ち上がり歓声を上げる中、約2時間の熱いライブはエンディングを迎えた。
この後ツアーは22日の名古屋追加公演、26日の仙台公演で千秋楽を迎える。
(C)森リョータ
<寺井尚子 LIBERTANGO IN TOKYOツアー2012 東京公演>
@日本橋三井ホール
1.ラ・クンパルシータ
2.スプリーン
3.マイナー・スウィング
4.リベルタンゴ
5.フ・レア
6.フラジャイル
7.オパール・コンチェルト 1楽章
8.オパール・コンチェルト 2楽章
9.オパール・コンチェルト 3楽章
10.忘却
11.サムタイム・アゴ―~ラ・フィエスタ
*アンコール
12.孤独の歳月
13.スウィング・スウィング・スウィング
*アンコール2
14.テリーのテーマ~スマイル
15.スペイン
<寺井尚子“リベルタンゴ・イン・トーキョー”ツアー2012>
2012年5月22日(火)
@愛知:名古屋ブルーノート ※追加公演
OPEN/START 1st.17:30/18:30 2nd.20:30/21:15
[問]052-961-6311
2012年5月26日(土)
@宮城:仙台市民会館 小ホール
OPEN/START 16:00/16:30
[問]022-256-1000
寺井尚子&リシャール・ガリアーノ『リベルタンゴ・イン・トーキョー』
TOCJ-68096 \2,800(税込)
1.リベルタンゴ
2.マルゴーのワルツ
3.鮫
4.オパール・コンチェルト(第1楽章)
5.オパール・コンチェルト(第2楽章)
6.オパール・コンチェルト(第3楽章)
7.メロディセリ
8.フ・レア
9.ラ・クンパルシータ
10.忘却
※2011年9月3日 有楽町 東京国際フォーラムAにてライヴ収録
◆寺井尚子オフィシャルサイト
◆寺井尚子画像
2011年末に発売となったアルバム『リベルタンゴ・イン・トーキョー』は、寺井尚子が世界一のアコーディオン奏者リシャール・ガリアーノ、イタリアの名門オーケストラ、カメラータ・ドゥカーレと共に、アルゼンチン・タンゴの巨匠アストル・ピアソラに捧げ、2011年9月に10周年を迎えた<東京ジャズ2011>にて共演した歴史的なステージを収めたライブ・アルバムだ。4月からスタートしたツアーの最大の聴きどころは、総勢15名で演奏された同アルバムの収録曲が、いかに寺井尚子カルテット4名の演奏でアレンジして再現されているかだろう。
2011年に続き、約700枚のチケットは当日券を含め完売。会場は観客でぎっしりと埋め尽くされ、開演前から熱気に包まれていた。ツアー後半とあって、メンバーのボルテージは最高潮。エネルギーに満ち溢れた1曲目「ラ・クンパルシータ」、なめらかなワルツ「スプリーン」、そして「マイナー・スウィング」の激しいアドリブの応酬、ヴァイオリンから火花が散るような「リベルタンゴ」と続き、前半から緩急自在な演奏で観衆を魅了。
コンサートのハイライトはアルバムにも収録されているガリアーノ作の大作「オパール・コンチェルト」。MCで寺井は、東京JAZZ出演は「ピアソラをとことん追求すること、そして「オパール・コンチェルト」を完成する事が目的だった」と話した。メンバーの感性を最大限に生かし、東京JAZZの演奏に負けない迫力とパワーを見せた。
アンコールでは、ピアソラとサックス奏者ジェリー・マリガンの20年間の交流のエピソードを紹介し、「孤独の歳月」を本邦初演奏で披露した。続く「シング・シング・シング」で会場内に手拍子が沸き起こる。鳴りやまない拍手に包まれ、再度登場すると「そういうことならばもう1曲」と話し笑いを誘った後に、2度めのアンコール。「皆さんが笑顔あふれる毎日を過ごされますように、そんな気持ちを込めて」と話し「テリーのテーマ~スマイル」を披露。更に自身の十八番である名曲「スペイン」を演奏し、会場中が立ち上がり歓声を上げる中、約2時間の熱いライブはエンディングを迎えた。
この後ツアーは22日の名古屋追加公演、26日の仙台公演で千秋楽を迎える。
(C)森リョータ
<寺井尚子 LIBERTANGO IN TOKYOツアー2012 東京公演>
@日本橋三井ホール
1.ラ・クンパルシータ
2.スプリーン
3.マイナー・スウィング
4.リベルタンゴ
5.フ・レア
6.フラジャイル
7.オパール・コンチェルト 1楽章
8.オパール・コンチェルト 2楽章
9.オパール・コンチェルト 3楽章
10.忘却
11.サムタイム・アゴ―~ラ・フィエスタ
*アンコール
12.孤独の歳月
13.スウィング・スウィング・スウィング
*アンコール2
14.テリーのテーマ~スマイル
15.スペイン
<寺井尚子“リベルタンゴ・イン・トーキョー”ツアー2012>
2012年5月22日(火)
@愛知:名古屋ブルーノート ※追加公演
OPEN/START 1st.17:30/18:30 2nd.20:30/21:15
[問]052-961-6311
2012年5月26日(土)
@宮城:仙台市民会館 小ホール
OPEN/START 16:00/16:30
[問]022-256-1000
寺井尚子&リシャール・ガリアーノ『リベルタンゴ・イン・トーキョー』
TOCJ-68096 \2,800(税込)
1.リベルタンゴ
2.マルゴーのワルツ
3.鮫
4.オパール・コンチェルト(第1楽章)
5.オパール・コンチェルト(第2楽章)
6.オパール・コンチェルト(第3楽章)
7.メロディセリ
8.フ・レア
9.ラ・クンパルシータ
10.忘却
※2011年9月3日 有楽町 東京国際フォーラムAにてライヴ収録
◆寺井尚子オフィシャルサイト