ノラ・ジョーンズ、キャリー・アンダーウッドに阻まれ初登場No.1はならず
5/9の朝に発表される最新の全米アルバム・チャートで、キャリー・アンダーウッドの4作目のスタジオ・アルバム『ブローン・アウェイ』がダントツの勢いで初登場No.1を獲得することが確実になった。
業界筋の予測によると、同アルバムは5/6(日)締めの週間売り上げ集計で発売初週にして275,000枚~300,000枚を確保する見通しとのことだが、今週の最新チャートでニュー・エントリーを果たすビッグ・ネームはキャリー・アンダーウッドだけではない。
まずはノラ・ジョーンズ。新作『リトル・ブロークン・ハーツ』は初週売り上げが90,000~100,000枚と予測されており、キャリー・アンダーウッドに続く2位の座に落ち着く公算が高い。
ノラ・ジョーンズの過去4枚のスタジオ・アルバムは、いずれも全米チャートでTOP3入りを果たしており、デビュー作『カム・アウェイ・ウィズ・ミー』、2作目『フィールズ・ライク・ホーム』、3作目『ノット・トゥー・レイト』は連続でNo.1を獲得。しかし2009年にリリースした4作目の『ザ・フォール』は、発売初週に180,000枚を売り上げて初登場3位でエントリーしたのを最高位に、No.1の獲得はならなかった。
続いては、B.o.B.のセカンド・アルバム『ストレンジ・クラウズ』。2010年の前作『ジ・アドヴェンチャーズ・オブ・ボビー・レイ』は発売初週に84,000枚を売り上げて初登場No.1を獲得したが、続く今作の発売初週売り上げは65,000~75,000枚に落ち着きそうでTOP 5入りという線が濃厚だ。この新作からのタイトル・トラック「ストレンジ・クラウズ」はシングル・チャートで7位にエントリーし、続くシングル「ソー・グッド」も11位にランク・インしている。
そしてもう1人の注目作品は、マリリン・マンソンがインタースコープ・レーベルから初めてリリースする最新作『ボーン・ヴィラン』で、発売初週売り上げ30,000枚~40,000枚で彼にとって7作目のTOP 10アルバムになる可能性が高い。
その他、お馴染みのコンピーレション・シリーズ最新作『NOW 42』が90,000枚~100,000枚の週間売り上げを見込まれており、状況によってはノラ・ジョーンズから2位の座を奪う可能性も残されている。
◆ニュース提供:ビルボード
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