ジョン・ライドン、自宅の火事によりP.I.Lの新曲を焼失

ポスト
2週間ほど前、ジョン・ライドンのロンドンの自宅で火事が発生し、パブリック・イメージ・リミテッド(P.I.L.)のニュー・アルバムのために書いた曲全てが消えてしまったという。

ライドンはMOJOアワーズの席でこう明かした。「俺はイタリアにいたんだ。ステージに上がる直前、かみさんから電話があって“ジョン、邪魔したくないんだけど、家が燃えちゃったの”って言われた」

乾燥機の不具合が原因だったとみられており、キッチンが全焼、家全体が損傷したそうだ。せっかく書き下ろした新曲を失い、保険にも入っていなかったらしいが、ライドンにとってそれは大した問題ではないという。愛妻家の彼は「そんなことはどうでもいい。かみさんが無事だったことが重要だ。(彼女に怪我がなかったというのは)俺の人生で最良のニュースだ。涙が出たよ。当然だ」と話した。

音楽誌『MOJO』が主催するMOJOアワーズで、ジョン・ライドン率いるパブリック・イメージ・リミテッドは功労賞を受賞した。

Ako Suzuki, London

◆BARKS洋楽チャンネル
この記事をポスト

この記事の関連情報