ピンク・フロイド、ロジャー・ウォーターズの公演でリユニオン
5月12日、ロンドンのO2アリーナで行なわれたロジャー・ウォーターズの<The Wall Live Tour>にピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモア(G)とニック・メイソン(Dr)がジョインした。ロジャー・ウォーターズはかねてより、ギルモアから「<The Wall>のショウの1つで“C.Numb(Comfortably Numb)をやってやるよ」とのオファーを受けたと話していたが、それがこの夜の公演で実現した。
「Comfortably Numb」が始まって少しすると、ステージに設置された巨大なウォールの上にデヴィッド・ギルモアが登場、ウォールの下にいるロジャー・ウォーターズと壮大なパフォーマンスを繰り広げた。翌日、BBCの番組に登場した音楽ジャーナリストによると、客席にはニック・メイソンもおり、ドラムのリズムを刻んでいたという。
ニック・メイソンは多分、ステージに上がる予定はなかったのだろうが、ショウの途中、スタッフに呼ばれ客席から姿を消したそうだ。そしてショウの最後、「Outside The Wall」でロジャー・ウォーターズ、デヴィッド・ギルモアと共にステージに上がり、即興のパフォーマンスを見せた。前述のジャーナリストによると、これには「多くの男性ファンが涙していた」という。
短いながらも、ようやく実現したリユニオンだったが、残念なことにこれはあくまでもワン・オフに過ぎないという。デヴィッド・ギルモアのブログには「今後、スペシャル・ゲストとしてパフォーマンスを繰り返す予定はない」との残念な告知がなされている。
ロジャー・ウォーターズの<The Wall Live Tour>のロンドン公演は5月18日まで開かれる。
Ako Suzuki, London
◆ロジャー・ウォーターズ・オフィシャルサイト
◆BARKS洋楽チャンネル
「Comfortably Numb」が始まって少しすると、ステージに設置された巨大なウォールの上にデヴィッド・ギルモアが登場、ウォールの下にいるロジャー・ウォーターズと壮大なパフォーマンスを繰り広げた。翌日、BBCの番組に登場した音楽ジャーナリストによると、客席にはニック・メイソンもおり、ドラムのリズムを刻んでいたという。
ニック・メイソンは多分、ステージに上がる予定はなかったのだろうが、ショウの途中、スタッフに呼ばれ客席から姿を消したそうだ。そしてショウの最後、「Outside The Wall」でロジャー・ウォーターズ、デヴィッド・ギルモアと共にステージに上がり、即興のパフォーマンスを見せた。前述のジャーナリストによると、これには「多くの男性ファンが涙していた」という。
短いながらも、ようやく実現したリユニオンだったが、残念なことにこれはあくまでもワン・オフに過ぎないという。デヴィッド・ギルモアのブログには「今後、スペシャル・ゲストとしてパフォーマンスを繰り返す予定はない」との残念な告知がなされている。
ロジャー・ウォーターズの<The Wall Live Tour>のロンドン公演は5月18日まで開かれる。
Ako Suzuki, London
◆ロジャー・ウォーターズ・オフィシャルサイト
◆BARKS洋楽チャンネル
この記事の関連情報
デヴィッド・ギルモア「Martin D-18のようなギターは、古くなればなるほど音が良くなる」
ロジャー・ウォーターズ、「Wish You Were Here」は「ギルモアのリフを聴いて1時間で完成した」
デヴィッド・ギルモア、新作『邂逅』で使用したギターを解説
デヴィッド・ギルモア、愛犬をかたわらに行った「Wish You Were Here」のリハーサル映像公開
ロジャー・ウォーターズ、パレスチナの平和を願い教会で「Wish You Were Here」を演奏
デヴィッド・ギルモア、9年振り新作の邦題は『邂逅』
エリック・クラプトン「希望のメッセージを送るのが、ミュージシャンとしての僕の役目」
デヴィッド・ギルモア、新曲「The Piper’s Call」でレスポールをプレイ
デヴィッド・ギルモア、新作『Luck and Strange』が9月6日発売