デイヴ・メイスン、18年ぶりの来日公演、終演後は驚きの本人登場サイン会も
1月17日(月)、デイヴ・メイスンの18年ぶりのソロ来日コンサートとなった東京公演が行なわれた。会場は彼の初来日公演と同じ、思い出深い中野サンプラザ。枯れた味わいになってるかと思いきや、あまりにも力強い声、会場中に響き渡る美しいギターのトーン、まさに現役バリバリの素晴らしいライヴとなった。
◆デイヴ・メイスン画像
オープニングはいきなり1978年『流れるままに』から名曲「Let It Go, Let It Flow」でスタート。『アローン・トゥゲザー』『忘れえぬ人』『流れるままに』といったソロ名盤からの名曲をたっぷり、そして、伝説のトラフィックの名曲まで全15曲、約1時間30分に渡って素敵なギターと歌を思う存分聞かせてくれた。
中でも秀逸だったのはアコースティックで奏でる『忘れえぬ人』からの「Every Woman」と、『流れるままに』からの全米12位を記録した大ヒット曲「We Just Disagree」。その美しいハーモニーとメロディは会場中を温かい空気で包んでくれる。終盤には鉄板のトラフィックの名曲「Dear Mr. Fantasy」「Feelin' Alright」で会場中を沸かせ、アンコールでは1976年『ライヴ~情念』でもとりあげたスペンサー・デイビス・グループの名曲「Gimme Some Lovin'」、そして最後は誰もが待っていた「All Along the Watchtower」で大盛り上がりの中終了。
途中デイヴ・メイスンが「初めて日本でプレイしたのはこの会場だったんだ。長い時間かかったけど、またここに戻って来れて嬉しいよ」とコメント。彼を支える5人のバックメンバーもタイトな演奏を繰り広げ、中でも1970年代から彼を支えていたベーシストGerald Johnsonが参加しているのは嬉しい限り。
驚きの本人登場サイン会も実現となった。18年ぶりのソロ来日コンサート、しかも思い出深い中野サンプラザとあって、できるだけ多くのファンと触れ合いたいというデイヴ・メイスン側のリクエストから、会場でCDを購入されたオーディエンスを対象にサイン会が開催となったものだ。限定盤の紙ジャケットCDなどが約300枚用意されたが、1976年の名ライヴ盤『ライヴ~情念』(本日のセットリストの15曲中、8曲を収録)を筆頭に、開演前に売り切れるタイトルが続出。終演後は、サイン会を待つ熱心なファン約300人の長蛇の列となったが、デイヴ・メイスンは一枚一枚に丁寧にサインし、握手を交わすなど、待ち焦がれた日本のファンとのつかの間の交流を楽しんだ。
伝説のギタリスト:デイヴ・メイスンと直接触れ合えるまたとない機会だ。素晴らしいギターを聴いて、その思い出に本人直筆のサインをもらえるなんて、なんて贅沢なひと時なんだろうか。サイン会は当日会場販売でのCD購入者のみ対象、サインはそのCDのみになり、CD売切れ次第参加券配布終了となるが、この一生に一度のチャンスは見逃してはいけない。
日本公演最終日は、1月18日(火)に中野サンプラザで行なわれる。
photo by 川内太郎
<Dave Mason Japan Tour 2011>
2011年1月17日(月)
@東京・中野サンプラザ
1. Let It Go, Let It Flow (1978年『流れるままに』)
2. World in changes(1970年『アローン・トゥゲザー』)★
3. 40000 Headmen (1968年Traffic『Traffic』)
4. So High (1978年『流れるままに』)
5. Look At You, Look At Me (1970年『アローン・トゥゲザー』)★
6. Every Woman (1973年『忘れえぬ人』)★
7. Sad and Deep As You(1970年『アローン・トゥゲザー』)★
8. We Just Disagree (1978年『流れるままに』)
7. You Got Me Runnin’ (Gerald Johnsonコーナー)
8. Good 2 U (2008年『26 Letters~12notes』)
9. Let Me Go(2008年『26 Letters~12notes』)
10. Shouldn't Have Took More Than You Gave (1970年『アローン・トゥゲザー』)
11. Dear Mr. Fantasy (1967年Traffic『Mr. Fantasy』)
12. Only You Know and I Know(1970年『アローン・トゥゲザー』)★
13. Feelin’ Alright (1976年『ライヴ~情念』)(1968年Traffic『Traffic』)★
Encore
14. Gimme Some Lovin’ (1976年『ライヴ~情念』)(Specer Davis Group)★
15. All Along the Watchtower (1974年『デイヴ・メイスン』)★
★1976年『ライヴ~情念』にLive Version収録
Gerald Johnson (Bass / Vocals)
Johnne Sambataro (Guitar)
Alvino Bennett (Drums)
Tony Patler (Organ / Keyboards)
Alex Drizos (Guitar / Keyboards / Percussion)
Dave Mason (Guitar / Vocals)
◆デイヴ・メイスン画像
オープニングはいきなり1978年『流れるままに』から名曲「Let It Go, Let It Flow」でスタート。『アローン・トゥゲザー』『忘れえぬ人』『流れるままに』といったソロ名盤からの名曲をたっぷり、そして、伝説のトラフィックの名曲まで全15曲、約1時間30分に渡って素敵なギターと歌を思う存分聞かせてくれた。
中でも秀逸だったのはアコースティックで奏でる『忘れえぬ人』からの「Every Woman」と、『流れるままに』からの全米12位を記録した大ヒット曲「We Just Disagree」。その美しいハーモニーとメロディは会場中を温かい空気で包んでくれる。終盤には鉄板のトラフィックの名曲「Dear Mr. Fantasy」「Feelin' Alright」で会場中を沸かせ、アンコールでは1976年『ライヴ~情念』でもとりあげたスペンサー・デイビス・グループの名曲「Gimme Some Lovin'」、そして最後は誰もが待っていた「All Along the Watchtower」で大盛り上がりの中終了。
途中デイヴ・メイスンが「初めて日本でプレイしたのはこの会場だったんだ。長い時間かかったけど、またここに戻って来れて嬉しいよ」とコメント。彼を支える5人のバックメンバーもタイトな演奏を繰り広げ、中でも1970年代から彼を支えていたベーシストGerald Johnsonが参加しているのは嬉しい限り。
驚きの本人登場サイン会も実現となった。18年ぶりのソロ来日コンサート、しかも思い出深い中野サンプラザとあって、できるだけ多くのファンと触れ合いたいというデイヴ・メイスン側のリクエストから、会場でCDを購入されたオーディエンスを対象にサイン会が開催となったものだ。限定盤の紙ジャケットCDなどが約300枚用意されたが、1976年の名ライヴ盤『ライヴ~情念』(本日のセットリストの15曲中、8曲を収録)を筆頭に、開演前に売り切れるタイトルが続出。終演後は、サイン会を待つ熱心なファン約300人の長蛇の列となったが、デイヴ・メイスンは一枚一枚に丁寧にサインし、握手を交わすなど、待ち焦がれた日本のファンとのつかの間の交流を楽しんだ。
伝説のギタリスト:デイヴ・メイスンと直接触れ合えるまたとない機会だ。素晴らしいギターを聴いて、その思い出に本人直筆のサインをもらえるなんて、なんて贅沢なひと時なんだろうか。サイン会は当日会場販売でのCD購入者のみ対象、サインはそのCDのみになり、CD売切れ次第参加券配布終了となるが、この一生に一度のチャンスは見逃してはいけない。
日本公演最終日は、1月18日(火)に中野サンプラザで行なわれる。
photo by 川内太郎
<Dave Mason Japan Tour 2011>
2011年1月17日(月)
@東京・中野サンプラザ
1. Let It Go, Let It Flow (1978年『流れるままに』)
2. World in changes(1970年『アローン・トゥゲザー』)★
3. 40000 Headmen (1968年Traffic『Traffic』)
4. So High (1978年『流れるままに』)
5. Look At You, Look At Me (1970年『アローン・トゥゲザー』)★
6. Every Woman (1973年『忘れえぬ人』)★
7. Sad and Deep As You(1970年『アローン・トゥゲザー』)★
8. We Just Disagree (1978年『流れるままに』)
7. You Got Me Runnin’ (Gerald Johnsonコーナー)
8. Good 2 U (2008年『26 Letters~12notes』)
9. Let Me Go(2008年『26 Letters~12notes』)
10. Shouldn't Have Took More Than You Gave (1970年『アローン・トゥゲザー』)
11. Dear Mr. Fantasy (1967年Traffic『Mr. Fantasy』)
12. Only You Know and I Know(1970年『アローン・トゥゲザー』)★
13. Feelin’ Alright (1976年『ライヴ~情念』)(1968年Traffic『Traffic』)★
Encore
14. Gimme Some Lovin’ (1976年『ライヴ~情念』)(Specer Davis Group)★
15. All Along the Watchtower (1974年『デイヴ・メイスン』)★
★1976年『ライヴ~情念』にLive Version収録
Gerald Johnson (Bass / Vocals)
Johnne Sambataro (Guitar)
Alvino Bennett (Drums)
Tony Patler (Organ / Keyboards)
Alex Drizos (Guitar / Keyboards / Percussion)
Dave Mason (Guitar / Vocals)