アンジェラ・アキ、1万2000人の「手紙」大合唱に感動

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12月26日(日)、アンジェラ・アキが年末恒例の武道館公演を開催。ファン投票を元に選曲された全18曲を演奏し、1万2000人のファンを魅了した。

◆アンジェラ・アキ画像

アンジェラの年末武道館公演は、デビュー以来5年連続で開催、今回が5回目となり、デビュー5周年の締めくくりとなる記念公演。<HOME SWEET HOMNE “5YEARS” ~ベストヒット&オールリクエスト~>と題して、演奏曲はオフィシャル・サイトで事前に募集した5万件にも及ぶファンからのリクエストをもとに構成された、ヒット曲満載のスペシャル・ライヴとなった。

オレンジ色のボディの前面に“5”と書かれた、お馴染みのナンバリングTシャツを着て登場したアンジェラは、ステージを取り囲むように満員のファンで埋め尽くされた客席を見渡し、晴れやかな笑顔で声援にこたえた。

「タイトルの『HOME SWEET HOME』というのは、夢の原点である武道館に戻ってきた…という意味。“ただいま”という気持で歌いたい」と思いを語り、「5年連続5回目となる武道館ライヴ! 5周年の締めくくりにふさわしい5人のバンド・メンバーでスペシャルなステージをお届けします!」といって、この日ならではのアレンジも盛り込みながら「心の戦士」「Kiss Me Good-Bye」「輝く人」「たしかに」など全18曲を披露した。

この日は客席の各座席に、赤と白の2通の封筒が置かれていたのだが、組曲にアレンジされた「宇宙~レクイエム~モラルの葬式~宇宙」の前に赤い封筒を開けるように促され、開けると中には死神のタロットカードが。正位置だと崩壊や損失、逆位置ならば再生や回復、復活を意味するカードに込めたメッセージを語り、これまでにない壮大なスケールで“生と死”を歌い上げた。

そして本編最後の「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」の前に白い封筒を開けると、そこには5周年記念のステッカーとアンジェラの直筆メッセージが入っていて、直筆メッセージの裏面は「手紙~」の歌詞カードになっていた。その歌詞カードを手に、1万2000人の大合唱で本編が終了。アンコールでは、オリジナル・ヴァージョンによる「サクラ色」、そして「HOME」の2曲が演奏されると盛大な拍手が沸き起こり、感動的なフィナーレを迎えた。

「5年間ライヴをやってきて、間違いなく一番あったかいお客さんたちの前で演奏しています。これから先、10年、20年、ずっと歌っていたいです。みんなとの絆=HOMEに帰ってきたいと思います!」そういって何度も「ありがとう」という言葉を繰り返し、深々と頭を下げてステージを後にした。

アンジェラ・アキはこの後、5年連続5回目となる「NHK紅白歌合戦」に出場する。

◆ファン投票の順位結果
1位:「サクラ色」
2位:「HOME」
3位:「This Love」
4位:「One Melody」
5位:「LIFE」

◆アンジェラ・アキ・オフィシャルサイト

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