ピンク・フロイド「チャリティでの再結成はあり」

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ピンク・フロイドのドラマー、ニック・メイソンが嬉しい発言を…。彼の見解では、ピンク・フロイドのメンバー全員が再結成することに異存はないという。バンドが最後に再結成したのは2005年の<Live 8>でのことだが、この先このようなチャリティ・イベントで、再び彼らの姿を見られるチャンスは十分にあるという。

ニック・メイソンは、マンチェスターで開かれた<In The City>ミュージック・コンファレンスでこう話した。「僕ら全員、<Live 8>のコンセプトを再現するっていうアイディアを気に入っていると思う」「自分たちのためっていうわけじゃなく、正当な理由があって楽しめるものだったら」やるかもしれないという。

また「バンドにとって、金のためでなくチャリティのためにショウをやりながら、ゆっくり引退に向かうっていうのはとてもいい方法だと思う」と話した。

<Live 8>以来、さらなるリユニオンが熱望された彼らだが、その後、デヴィッド・ギルモアの度重なる否定発言で一時、沈静。しかし2010年に入って、デヴィッド・ギルモアとロジャー・ウォーターズがチャリティ・イベントで共演した上、デヴィッド・ギルモアがこの先のロジャー・ウォーターズのツアーにゲスト出演するのを承諾したとの話が出たことで、またもや再結成への期待が高まった。

ロジャー・ウォーターズの<The Wall>ツアーは、現在、北米で公演中。2011年春にはヨーロッパ、そしてデヴィッド・ギルモアのゲスト出演が推測されるUKツアーが行なわれる。

Ako Suzuki, London
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