[クロスビート取材こぼれ話] アッシュ
1999年以来4度目となるフジロック・フェスティバルに出演のために、2010年2月から半年での再来日となったアッシュ。2004年にはレッド・マーキーを、そして2007年にはホワイト・ステージを満杯にした彼ら、1999年と同じ昼過ぎの出番だったが、10年以上の時間は彼らから青春の瑞々しさは奪わずに、それでいて貫禄や安定感、スケール感をもたらしていた。今回は、活動休止中のブロック・パーティーからギターのラッセル・リサックが2月の 来日に引き続いて帯同し、4人でのアンサンブルを苗場に響かせたのである。
取材に現われたティムは、ややシワが出てきたものの人懐っこい笑顔は変わらず。インタビューでは日本のことについてあれこれ訊いたが、『A to Z Vol.1』には日本用ボーナス・トラックとして「カマクラ」という曲を収録し、そのPVまで日本で作ってしまった彼らのこと、「僕たちはいつも同じホテルに泊まるんだけど、そこの透明なエレベーターに乗って外を眺めた時に、『ああ、日本に来たなあ!』って感じるんだ。『我が家よ!』って感じでね(笑)」と、日本をすっかり“第二の故郷"のように感じてくれているようだった。
2月の来日時には読者プレゼント用の色紙に、取材中に思いついたことを小さな字で細かくびっしりと書いてくれたティム。今回も色紙を出すと、 「ああ、こないだは細かくたくさん書いたよねえ!」と笑いながら、シンプルに“フジロック・ヴァージョン"の色紙をササッと仕上げてくれた(写真参照)。クロスビート10月号では、このアッシュも含めてフジロックとサマーソニックの大特集を繰り広げているので、ロック・ファンは是非チェックを!もちろんこの色紙のプレゼント要項もそちらをご参照ください。
◆クロスビート最新号(オフィシャルサイト)
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