『金スマ』後藤真希特番に大反響、瞬間最大視聴率は19.3%
7月23日に放送されたTBSの看板番組『金曜日のスマたちへ』の特番、『金曜日のスマたちへ「波瀾万丈2時間スペシャル」後藤真希 24歳の告白』が、平均視聴率14.6%、瞬間最大視聴率19.3%を記録。そして視聴率の数字以上の大きな反響となっている。
◆後藤真希 画像@2010.06.03 活動再開ライヴ
今回の特番は、番組の人気企画「波瀾万丈」で後藤真希を取り上げ、2時間にわたるスペシャル番組として放送したもの。「後藤真希 24歳の告白」の銘打たれたタイトルの通り、後藤は番組中で自らの壮絶な人生を包み隠さず披露した。
13歳で国民的アイドルグループ・モーニング娘。のオーディションでデビュー。“10年に一人の逸材”と呼ばれ、その後、次々とミリオンヒットを飛ばしたモーニング娘。の黄金期をエース級の活躍で支えた彼女だが、その笑顔の裏には、テレビに映るその姿からは想像できない苦悩と葛藤があった。
小学校5年生のときに父親を事故で亡くしていたこと。モーニング娘での成功後、わずか16歳にして家族と同居していた実家を新築してプレゼントしたこと。人気の翳りが囁かれ、アイドルとしての自分に疑問と葛藤を抱きつつも、母の笑顔を見るために歌い続けていたこと。
そして、かつて芸能活動をしたこともあった実弟が、窃盗と傷害の罪で自首し、逮捕されたときの驚きと苦悩。
自身の芸能界からの引退すらも本気で考えたが、絶望する家族を支えるため、歌手として再出発する決意をしたこと。そんな彼女に大きな理解と興味を示したエイベックスに完全移籍した後、新たな一歩へ向かって着々と準備が進める。そんな中に起こった、彼女が何よりも、誰よりも大切に思っていた母の突然の事故死。しかも、それは彼女の目の前で起きた悲劇だったということ…。
警察に第一発見としての状況報告を迫られ、そのために母の最期に立ち会えなかった。母を失い、歌うための目的も失ってしまった。
しかし彼女は、天国にいる母のため、もう一度マイクを握り、芸能界で生きる決意をする。それらのひとつひとつを、凛とした表情ながらも堪えきれない涙とともに振り返る彼女の様子は、“元モーニング娘。の後藤真希”“ゴマキ”といったこれまでのイメージを大きく覆し、視聴者から大きな反響を呼んだ。
後藤真希のオフィシャルサイトには、オンエア後3日間で10万PV以上のアクセスが殺到。また、番組後半にスタジオで歌唱した、亡き母を想って後藤自身が作詞したバラード「華詩 -hanauta-」は、オンエア当日のレコチョク着うたデイリーチャートで前日の27位から4位へと急上昇した。
また、後藤真希オフィシャルサイトでは、期間限定で投稿コーナーを開設。女子高生から50代の男性まで、幅広い世代から寄せられた熱いメッセージは、番組オンエア後の3日間で1000通以上にも及んだ。その多くは、壮絶で過酷な運命を背負いながらも笑顔で歌ってきた彼女を見て、自分たちも勇気をもらったというもの。これまで「モー娘・ゴマキ」として偏見していたことを謝る同世代からのメッセージや、彼女が万感の想いを込めて歌った「華詩 -hanauta-」を評価するシルバー世代からの声も多い。もちろんその他にも、TwitterやSNSなどでも放送中、放送後には数多くの意見、感想が書かれ、もしくはつぶやかれ、その多くは、彼女の生き方を知り、後藤真希というアーティストのイメージが変わったというものだった。
7月28日にリリースされる、後藤真希名義としては移籍後初となるミニアルバム『ONE』には、その「華詩」をはじめ、バラエティーに富んだ楽曲が収録されている。そのどれもが憶えやすいメロディーの曲ばかりなのは、「歌が好きだから、たくさんの人に歌ってもらえる音楽がしたい」という彼女の想いによるもの。もしかすると、生前、「真希の歌は難しい」と話していたという最愛の母に捧げた作品という意味合いもあるのかもしれない。
「芸能界に入ってよかったと思えるように、これから頑張りたい」── 後藤真希。
元・モーニング娘。のゴマキに貼られた誤解と偏見のレッテルは、彼女の勇気ある告白によって共感と好感、さらには尊敬に変わりつつある。そして大きな悲しみと苦しみを乗り越えた者だけが持つ圧倒的なオーラは、これから先も後藤真希をさらに光り輝かせることだろう。ただ、一方で、彼女は十分にわかっている。決してそれら世間からの反応に甘えるのではなく、これからはアーティストととして、作品で勝負していかないといけないということを。
決して平坦な道ではなかった、むしろいばらの道ばかりだった後藤真希の、アーティストとしての再出発。ただひとつ言えるのは、これだけの悲劇を乗り越えてきた彼女に、乗り越えられないものなどない、ということ。自分を信じ、支えてくれる周りのスタッフや家族を信じ、そして何より、いついかなる時にも後藤真希のことを想い続けてくれた多くのファンを信じて、ひたすらに己の目指す道を歩み続けるのみだ。
なお余談だが、『金曜日のスマたちへ』後藤真希特番で瞬間最大視聴率を記録したシーンは、後藤が母の居室に立ち、事故の起きた夜について振り返るシーンだった。
◆後藤真希オフィシャルサイト
◆後藤真希 画像@2010.06.03 活動再開ライヴ
今回の特番は、番組の人気企画「波瀾万丈」で後藤真希を取り上げ、2時間にわたるスペシャル番組として放送したもの。「後藤真希 24歳の告白」の銘打たれたタイトルの通り、後藤は番組中で自らの壮絶な人生を包み隠さず披露した。
13歳で国民的アイドルグループ・モーニング娘。のオーディションでデビュー。“10年に一人の逸材”と呼ばれ、その後、次々とミリオンヒットを飛ばしたモーニング娘。の黄金期をエース級の活躍で支えた彼女だが、その笑顔の裏には、テレビに映るその姿からは想像できない苦悩と葛藤があった。
小学校5年生のときに父親を事故で亡くしていたこと。モーニング娘での成功後、わずか16歳にして家族と同居していた実家を新築してプレゼントしたこと。人気の翳りが囁かれ、アイドルとしての自分に疑問と葛藤を抱きつつも、母の笑顔を見るために歌い続けていたこと。
そして、かつて芸能活動をしたこともあった実弟が、窃盗と傷害の罪で自首し、逮捕されたときの驚きと苦悩。
自身の芸能界からの引退すらも本気で考えたが、絶望する家族を支えるため、歌手として再出発する決意をしたこと。そんな彼女に大きな理解と興味を示したエイベックスに完全移籍した後、新たな一歩へ向かって着々と準備が進める。そんな中に起こった、彼女が何よりも、誰よりも大切に思っていた母の突然の事故死。しかも、それは彼女の目の前で起きた悲劇だったということ…。
警察に第一発見としての状況報告を迫られ、そのために母の最期に立ち会えなかった。母を失い、歌うための目的も失ってしまった。
しかし彼女は、天国にいる母のため、もう一度マイクを握り、芸能界で生きる決意をする。それらのひとつひとつを、凛とした表情ながらも堪えきれない涙とともに振り返る彼女の様子は、“元モーニング娘。の後藤真希”“ゴマキ”といったこれまでのイメージを大きく覆し、視聴者から大きな反響を呼んだ。
後藤真希のオフィシャルサイトには、オンエア後3日間で10万PV以上のアクセスが殺到。また、番組後半にスタジオで歌唱した、亡き母を想って後藤自身が作詞したバラード「華詩 -hanauta-」は、オンエア当日のレコチョク着うたデイリーチャートで前日の27位から4位へと急上昇した。
また、後藤真希オフィシャルサイトでは、期間限定で投稿コーナーを開設。女子高生から50代の男性まで、幅広い世代から寄せられた熱いメッセージは、番組オンエア後の3日間で1000通以上にも及んだ。その多くは、壮絶で過酷な運命を背負いながらも笑顔で歌ってきた彼女を見て、自分たちも勇気をもらったというもの。これまで「モー娘・ゴマキ」として偏見していたことを謝る同世代からのメッセージや、彼女が万感の想いを込めて歌った「華詩 -hanauta-」を評価するシルバー世代からの声も多い。もちろんその他にも、TwitterやSNSなどでも放送中、放送後には数多くの意見、感想が書かれ、もしくはつぶやかれ、その多くは、彼女の生き方を知り、後藤真希というアーティストのイメージが変わったというものだった。
7月28日にリリースされる、後藤真希名義としては移籍後初となるミニアルバム『ONE』には、その「華詩」をはじめ、バラエティーに富んだ楽曲が収録されている。そのどれもが憶えやすいメロディーの曲ばかりなのは、「歌が好きだから、たくさんの人に歌ってもらえる音楽がしたい」という彼女の想いによるもの。もしかすると、生前、「真希の歌は難しい」と話していたという最愛の母に捧げた作品という意味合いもあるのかもしれない。
「芸能界に入ってよかったと思えるように、これから頑張りたい」── 後藤真希。
元・モーニング娘。のゴマキに貼られた誤解と偏見のレッテルは、彼女の勇気ある告白によって共感と好感、さらには尊敬に変わりつつある。そして大きな悲しみと苦しみを乗り越えた者だけが持つ圧倒的なオーラは、これから先も後藤真希をさらに光り輝かせることだろう。ただ、一方で、彼女は十分にわかっている。決してそれら世間からの反応に甘えるのではなく、これからはアーティストととして、作品で勝負していかないといけないということを。
決して平坦な道ではなかった、むしろいばらの道ばかりだった後藤真希の、アーティストとしての再出発。ただひとつ言えるのは、これだけの悲劇を乗り越えてきた彼女に、乗り越えられないものなどない、ということ。自分を信じ、支えてくれる周りのスタッフや家族を信じ、そして何より、いついかなる時にも後藤真希のことを想い続けてくれた多くのファンを信じて、ひたすらに己の目指す道を歩み続けるのみだ。
なお余談だが、『金曜日のスマたちへ』後藤真希特番で瞬間最大視聴率を記録したシーンは、後藤が母の居室に立ち、事故の起きた夜について振り返るシーンだった。
◆後藤真希オフィシャルサイト
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