オリアンティ・モデルも登場、PRS GuitarsのSEシリーズにシグネイチャ・モデル続々
▲写真左からSE Orianthi、SE Paul Allender、SE Mike Akerfeldt、SE Zach Myers、SE Nick Catanese。
今回発売されるのは、アーティストの名を冠したシグネイチャ・モデル、5モデル。発売はいずれも6月下旬からとなっている。各モデルの概要と、アーティストからのメッセージは以下のとおり。
●SE Orianthi
価格:105,000円
Michael Jacksonの<This is it>ツアーのギタリストとして一気にスターダムにのし上がったOrianthi。彼女がまだ十代前半の頃、故郷のオーストラリアで見たCarlos Santanaのライブに衝撃を受け、アコースティック・ギターをエレキ・ギターに持ち替えた1997年以来、PRSを愛用している。それから10年もしないうちに、Carlos Santanaは“誰かに自分の後を継いでもらうなら、彼女が第一候補だよ”と断言している。Orianthiは、Carlos Santanaはもちろん、Steve Vai、ZZ Top、そしてMichael Jacksonをはじめとした数々の伝説のミュージシャンとセッションを行い、才能あるギタリストとして高い評価を得ている。PRSバード・インレイが施された最初のSEモデルの1本であるSE Orianthiモデルは、PRS Custom 24モデルをベースとしながらも、コリーナ材のボディ・バック、Red Sparkleフィニッシュ、そして12フレットにデザインされた彼女のシグネイチャ“O”など、ユニークな特長を持ち合わせている。
「この PRS ギターは、素晴らしいクオリティを持つ、万能で、ロックンロールなルックスのギターを手頃な値段で欲しい人にぴったりよ。私はこのギターが大好き。ぜひ試してみて」-Orianthi-
●SE Paul Allender
価格:126,000円
Paul AllenderはCradle of Filthを一度脱退し、新しいバンドThe Blood Devineを始めたときにPRSを弾き始めた。Paulは中古のCE24を購入し、このバンドに在籍中ずっとこのギターだけを弾き、2000年にCradle of Filthに戻った後も弾き続けている。まもなくPaul は、カーリー・メイプル・トップに紫と黒のサンバースト・フィニッシュ、そして定番のバードではなくコウモリのインレイを持つ、オリジナル・デザインをPRSに送った。PRSはこのギターをPrivate Stock部門で製作し、これが2007年にリリースされた、最初のSEシグネイチャ・モデルの元となっている。今回、2本目となるSE Paul AllenderモデルはScarlet Redカラーもバリエーションに加わり、ニッケル・ハードウェア、エボニー指板、そしてEMGピックアップにより大幅にグレードアップしている。
「限りなくメタルなギターだよ。」-Paul Allender
●SE Mike Akerfeldt
価格:99,750円
Opethのフロントマン、Mike Akerfeldtは、このSEシグネイチャ・モデルでPRSファミリーに仲間入りした。SEシリーズではバード・インレイを持つ最初のギターの1本であるAkerfeldtシグネイチャSEモデルは、見た目も美しく、そしてオールマイティなギターとなっている。24ジャンボ・フレット、PRS設計のトレモロ・ブリッジ、SE HFSとSEビンテージ・ベース・ピックアップ、3ウェイ・トグル・スイッチを持つボリュームとトーン・コントロールはこのギターのユニークなサウンドにさらに魅力を与える。ボディに描かれたOpethの「O」、トータス・シェル・フィニッシュ、そしてゴールドのハードウェアによりルックスも独特のものとなっている。
「私はコンポーザー、リズム・ギタリスト、リード・ギタリスト、そしてアコースティック・ギタリストだ。できるだけ自分のスキルの幅は広げたいと考えている。だから、ライブでもスタジオでも私の高い目標にマッチするギターが必要だったんだ。それに、ルックスも本当にいいギターだからね。」-Mike Akerfeldt
●SE Zach Myers
価格:99,750円
600万枚を超えるアルバム・セールスを記録したバンドShinedownのリード・ギタリストとして、常にクオリティの高いギターを求めているZach Myersのシグネイチャ・モデル。3つのハムバッカー、そしてデュアル・ボリューム・コントロールとデュアル・トーン・コントロールを搭載するこのギターは、非常に弾きやすく、しっかりとした造りのギターだ。
「このモデルは、僕の一番気に入っている2本のPRSギターをベースに作られている。聴かせる演奏にも応えてくれるし、ハードな使用にも耐えうるギターなんだ。僕はこのギターに自分のすべてを出し切ったと思うし、君にも弾いてもらうのが待ちきれないよ。」-Zach Myers
●SE Nick Catanese
価格:110,250円
PRSは、Black Label Societyの“Evil Twin”ことNick Cataneseと共同でNickの好みのサウンドとルックスを持つギター製作に取り組んできた。赤いピックアップ・リングを持つEMGピックアップ、赤いバインディングの施されたボディとネック、そしてヘッドストック、そしてボディに描かれたevil twinロゴにより、ユニークなルックスのギターに仕上がっている。
「エレガントなギターを作ってくれる家を持っている気分だよ。そう、まさにPRSはギタリストの家だと思う」-Nick Catanese
◆Paul Reed Smith Guitars | PRS Guitars Japan
◆コルグ
◆BARKS 楽器チャンネル
この記事の関連情報
Paul Reed Smith
ORIANTHI
Michael Jackson
Santana
Steve Vai
ZZ Top
Cradle Of Filth
OPETH
Shinedown
BLACK LABEL SOCIETY
オーディオ&楽器
【俺の楽器・私の愛機】1677「人生最高のギター」
オーペス、5年ぶりの新アルバムからファースト・シングルをリリース
シャインダウン、オープニング・アクトを務めたヴァン・ヘイレンの2004年のツアーを振り返る
スティーヴ・ヴァイ、フランク・ザッパとのツアーでツアー恐怖症に
ジョー・サトリアーニ&スティーヴ・ヴァイ、34年前に話していた初のコラボ曲をリリース
ジョー・サトリアーニとスティーヴ・ヴァイ、初コラボ・ソングのティーザー公開
ロバート・フリップ、エイドリアン・ブリューのキング・クリムゾン関連プロジェクトを支援
【俺の楽器・私の愛機】1555「世界に一つの愛機に!」
【俺の楽器・私の愛機】1539「My First Paul Reed Smith」