[クロスビート取材こぼれ話] アッシュ

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ロック界でも1、2を争うほどの“いい人”であるアッシュのティム・ウィーラー。4月の来日時に取材で久々に会った時にも相変わらずの笑顔で、あれこれ喋ってくれた。

ちょうど彼らが日本にいた頃、ティムも大ファンだというボブ・ディランも日本にいてツアーを行なっていたのだが、そのライヴ会場で売っていて話題になったのが、ディランの数々の名作のジャケ写をフィーチャーしたチロルチョコ。編集部にもあったのでティムへのお土産に持って行こう!と思いついたのは良かったのだが、チョコ大好きな編集長を筆頭に既に部員が食べ散らかした状態で、残りはわずか数個。それでも日本でしか手に入らないし、ないよりは…と持参した。

取材中にはサイン色紙書きもがんばってくれたティム、何を思ったか小さな字でビッシリと書き進めている。全部が埋まらないうちにインタビューは時間が来て終了してしまったのだが、それでも「最後まで書きたいんだ」と粘った結果が写真の通り。何が書いてあるか知りたい人は、発売中のクロスビート7月号(表紙はレッチリ!)を参照の上、プレゼントに応募して手に入れてください(もちろん、当選者は幸運な1名様のみ)。

色紙を書き終わった後に、件のチロルチョコをティムに渡した。「部員が食べちゃったんで、これしか残ってなくてごめんなさい!」と謝ると、「わあ、これはクールだね! そんなこと全然気にしないで。だって、ちゃんとデビュー・アルバムがあるじゃないか!」と、とても喜んでくれたのだった。ティムはやっぱり、すっごくいい人でした。
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