ザ・ビートルズ「A Hard Day's Night」、東京&福岡で期間限定再上映

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ザ・ビートルズの初主演映画「ハード・デイズ・ナイト」(A Hard Day's Night)が、東京中央区の東劇(2/20~)及び福岡市博多区の福岡中洲大洋映画劇場(3/20~)にて再上映、更にDVDを特別キャンペーン価格1,575円で3月3日から発売されることになった。どちらも期間限定の緊急企画だ。

ザ・ビートルズの映画の中でもこれが一番好き、というファンが多いこの作品。日本では初公開以来「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」というタイトルで、親しまれてきたこの映画は、ザ・ビートルズが世界に羽ばたき始めた1964年に公開された彼らの初主演映画となるもの。

人気者になったザ・ビートルズ、おかげで毎日が“ハード・デイズ”で目が回るような忙しさ。そんな中、厄介者のポールの叔父さんが彼らに同行することなり、様々なトラブルを巻き起こし…。映画はもちろんフィクションだが、ザ・ビートルズがザ・ビートルズ自身を演じており、当時の彼らのハードなスケジュールや暮らしぶりが、ユーモアたっぷりのドキュメンタリー・タッチで描かれている。当時の彼らの勢いや、彼らを取り巻く時代の雰囲気を克明に映し出した記録映画としても評価が高い内容だ。

そして、映画のサウンドトラックとして1964年にイギリスで発売されたアルバム「A Hard Day's Night」もポピュラー音楽史上に残る名盤。劇中で使用された11曲中7曲に新曲6曲を加えて発売されたこのアルバムは、彼ら3枚目のオリジナル・アルバムで、彼らのオリジナル作品だけで構成された初めての作品でもある。「ア・ハード・デイズ・ナイト」、「恋する二人」、「アンド・アイ・ラヴ・ハー」、「恋におちたら」…どの曲もポップ・ソングとして全てが完璧で、忙しい中、非常に短期間で作ったとは思えないほどの完成度を誇っている。

13曲中シングルとして作られたのは2曲だけだが、ベスト盤でもこれほどの名曲を1枚のアルバムに揃えることは出来ないだろうと思える初期ビートルズの傑作だ。桁違いのザ・ビートルズの才能が詰め込まれた歴史に残る名作である。

●映画「ハード・デイズ・ナイト」(A Hard Day's Night)
1964年公開(アメリカ/イギリス)
監督:リチャード・レスター
◆東劇(東京都中央区)
上映期間:2月20日~3月5日
料金:一般1,500円、学生・シニア・小人1,000円(全て税込)
http://www.shochiku-eigakan.com/campaign/aharddaysnight/index.html

◆福岡中洲大洋映画劇場(福岡県福岡市博多区)
上映期間:3月20日~4月2日
料金:一般1,500円、学生・シニア・小人1,000円(全て税込)
http://www.nakasu-taiyo.co.jp/

●DVD「ハード・デイズ・ナイト」
3月3日発売 ¥1,575(税込)
発売・販売:松竹株式会社
特典映像:予告篇、ミュージック・チャプター、ザ・ビートルズ・メンバー・プロフィール、キャスト・スタッフプロフィール、映画「ゆかりの地」映像、ギター・プレイ・オブ・「ハード・デイズ・ナイト」
http://www.shochiku-home-enta.com/shop/item_detail?category_id=30739&item_id=344733

●CD『A Hard Day's Night』
リマスター盤絶賛発売中 TOCP-71003 2,600円(税込)
発売:EMIミュージック・ジャパン
◆ザ・ビートルズ・オフィシャルサイト
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