スチュアート・サトクリフによる絵画、詩、ジョン・レノンを題材とした小説が売りに出される
ザ・ビートルズのオリジナル・メンバーのひとりで、1962年に亡くなったスチュアート・サトクリフの遺産管理団体が、サトクリフが遺したアート作品、詩、小説、写真、手紙等のコレクションの新しいオーナーを探しているという。
『Artnet』によると、これらの品はサトクリフの妹ポーリンさんがザ・ビートルズとは別にアーティストとしての兄を知って欲しいと、何十年もかけ集めてきたもので、彼女が2019年に亡くなってからは、Stuart Sutcliffe Estateを任されたDiane Vitale氏がひとりで管理してきたという。
Vitale氏は、ポーリンさんの願いを尊重し、アイテムを個別に売るのではなく、全コレクションを引き継いでくれるバイヤーを探しているそうだ。
ジョン・レノンを題材にした未完の小説、レノンとの間で交わされた手紙なども含まれているという。
Vitale氏は売却価格は明かしていないものの、すでにいくつか問い合わせがあると『Artnet』に話している。
スチュアート・サトクリフは、美術の道を進むため、1961年にデビュー前のザ・ビートルズから脱退。1962年に脳出血によりわずか21歳でこの世を去った。
Ako Suzuki
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