ガンズ・アンド・ローゼズ来日まで1ヵ月半、カナダ・ツアー続報と、気になる“その後”

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時間が経過するに従って“その日”が近付いてくるのは当たり前のことなのだが、ガンズ・アンド・ローゼズの来日公演まで、残すところ約1ヵ月半となった。相変わらず彼らのオフィシャル・ウェブサイトでは、DJ・アシュバの加入を伝えるニュースが去る3月にアップされて以来、まったく新たな情報更新がなされておらず、オンライン・ストアを覗いてみようとしてもお決まりの“COMING SOON”という文字が並んでいるだけなのだが、『チャイニーズ・デモクラシー』の発売から丸1年を経ようとしている現在、このバンドがいよいよ本格的に再始動しようとしていることは間違いなさそうだ。

まず既報の通り、彼らは今回の来日前に台湾、韓国での公演を行なうことになっており、現時点での情報に基づけば、このワールド・ツアーは12月11日、台北にて開幕を迎えることになる。さらに来日公演後、2010年1月には全13公演のカナダ・ツアーが開始されることもすでに公表されているが、このツアーにはセバスチャン・バックとダンコ・ジョーンズがサポート・アクトとして同行することになる模様。このカナダ・ツアーの日程についても、いまだにバンドのオフィシャル・サイトにはアップされていないのだが、カナダ版チケットマスターのサイト(http://www.ticketmaster.ca/)を確認してみたところ、すでにチケット購入が可能な状態になっている。興味のある人はチェックしてみるといいだろう。

このカナダ・ツアーは現在のところ2月4日に終了することになっているが、それから先のスケジュールに関しては、まったく不明と言わざるを得ない。しかし「欧州ツアーの日程がまもなく発表される予定」との報道も一部にはあり、不確かではあるが“2010年のガンズ”が、ツアー中心の活動展開をすることになるのは充分に予想できる。そんななか、1月の寒さに負けずにカナダにも飛んでみたいところだし、全世界に先駆けて最新ライヴが披露されることになる台北に行くことも検討してみたくなる今日この頃だが、もちろん何よりも日本公演を見逃すわけには行かない。「本当に来るのか?」と疑いたくなる気持ちも、わからなくはない。が、疑うことからは何も始まらないはずだ。今はアクセル・ローズを信じて、大阪、東京での再会を待ちたいところである。

増田勇一

<GUNS N' ROSES:CHINESE DEMOCRACY WORLD TOUR>
12月16日(水)京セラドーム大阪
12月19日(土)東京ドーム
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