ブリティッシュ・ソングライター・アワーズ、ノミネート発表
2009年はダフィー、コールドプレイの作品が最多の3部門でノミネート。エルボー、ザ・ティン・ティンズが2部門と続いた。また、3月にデビュー・アルバム『The Sleeper』をリリースした無名のバンドThe Leisure Societyの作品がノミネートされたことに驚きの声が上がっている。メンバーのニコラス・ヘミングは、現在も倉庫で働きながら音楽活動を続けているそうだ。『The Sleeper』はセールス的には成功したとは言えないものの、各メディアから高評価を得ていた。
最優秀作品は、ソングライターから成る委員会での投票により決定。最もパフォーマンスされた作品/ベスト・セリング・アルバムは、パフォーマンス印税を集計するRPS For Music、およびチャートを管理するOffical Charts Companyの統計により決定する。
今年のIvor Novelloアワーズ、主要部門のノミネート作品は以下の通り。
●最優秀ソング(Best Song Musically & Lyrically)
ラスト・シャドウ・パペッツ「My Mistakes Were Made For You」
エルボー「One Day Like This」
The Leisure Society「The Last Of The Melting Snow」
●最優秀コンテンポラリー・ソング
ディジー・ラスカル「Dance Wiv Me」
エルボー「Grounds For Divorce」
ティン・ティンズ「That's Not My Name」
●最優秀オリジナル・フィルム・スコア
「Quantum Of Solace」
「The Escapist」
「There Will Be Blood」
●最もパフォーマンスされた作品(RPS For Music Most Performed Work)
ダフィー「Mercy」
Gabriella Cilmi「Sweet About Me」
コールドプレイ「Viva La Vida」
●ベスト・セリング・ソング
ダフィー「Mercy」
M.I.A.「Paper Planes」
コールドプレイ「Viva La Vida」
●アルバム・アワード
ダフィー『Rockferry』
コールドプレイ『Viva La Vida Or Death And All His Friends』
ティン・ティンズ『We Started Nothing』
授賞式は5月21日、ロンドンのGrosvenor Houseで開かれる。このほか、授賞式当日に功労賞、ソングライター・オヴ・ザ・イヤー、インスピレーション・アワード、スペシャル・インターナショナル・アワードなどの受賞者も発表される。
Ako Suzuki, London
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