千住真理子、日本人初のクリスタルCDリリース

ポスト
世界的なヴァイオリンの名器であるストラディヴァリウス「デュランティ」(※)とともに、年間100本以上の公演をこなすヴァイオリニストの千住真理子。入門者から筋金入りのクラシック・マニアまで幅広い人気を誇る彼女の最新アルバムとなる、ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集『四季』がリリースとなった。

今作はタイトルの通り、誰もが知るクラシックの名曲ヴィヴァルディ「四季」をNHK交響楽団のメンバーによるアンサンブルで録音、イタリアで生まれたこの名曲が、同じイタリアの空の下で育った千住真理子の愛器ストラディヴァリウス「デュランティ」で美しく奏でられている。更に今作では、彼女が13歳の時に初めて弾いて以来、今までずっと恋焦がれれていたヴィターリの名曲「シャコンヌ」を、自身念願だった実兄の作曲家・千住明によるアレンジで初めて録音、ドラマティックな仕上がりとなっている。千住真理子と愛器「デュランティ」の、美しさ、繊細さ、力強さが十分に伝わってくるアルバムだ。

更に、千住真理子が「デュランティ」で奏でる珠玉の名曲を、今話題の超高音質クリスタルCD(ガラスCD)で楽しめるアルバム『G線上のアリア』も発売。これは、ファンからのリクエスト投票で選ばれたヴァイオリンの大人気曲「G線上のアリア」「愛の喜び」「チャルダッシュ」「チゴイネルワイゼン」などを収録した2007年発売の作品。これがクリスタルCDとなって新登場する。日本人アーティストとしては、これが記念すべき初のクリスタルCDリリースとなる。

クリスタルCDとは、CDディスクの基盤として、通常のポリカーボネイト(プラスチック)の代わりに光学用ガラスを用い、音質と耐用性を究極に追求したCDで、通常のCDプレーヤーで再生可能な最高水準の超高音質CD。SHM-CD、HQCD、Blu-spec CDといった既存のCDプレイヤーで聴くことのできる高品質CDが昨今の話題となったが、クリスタルCDは、その究極版と考えればわかりやすいだろう。

誰もが知るヴァイオリンの名曲を奏でる名器ストラディヴァリウス「デュランティ」の、繊細で神々しいまでの響きが、まるで楽器の息づかいまでもが聴こえるかのような、限りなくクリアでいつまでも変わらない究極の高音質で再現されている。ちなみにこちらは定価98,000円(税込)で完全受注限定生産だ。究極のCDともいえるこのクリスタルCDで「デュランティ」の息遣いを堪能できれば、それはそれは至高の幸せであろう。

※ストラディヴァリウス「デュランティ」
ヴァイオリンの名器ストラディヴァリウスの中でも称号を持ち、なおかつ黄金期に製作された最高傑作のひとつといわれる1716年製名器。初代所有者は時のローマ法王クレメント14世で、その後、その側近やフランス貴族、スイスの富豪などの手を経て2002年、千住真理子のもとへやってくる。これにより、約300年もの間、演奏家によって弾かれることが無かったこの名器に新たな息吹が吹き込まれることとなった。

『ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」』
2月18日発売 TOCE-56155 ¥2,800(税込)
・ヴァイオリン協奏曲集「四季」(ヴィヴァルディ)
・シャコンヌ ト短調 (ヴィターリ/千住明編曲)
・愛の悲しみ(クライスラー/エリック・ライゼン編曲)
・愛の喜び(クライスラー/エリック・ライゼン編曲)

クリスタルCD(ガラスCD)『G線上のアリア』
完全受注限定生産 予約受付中 GSD-0001 ¥98,000円(税込)
クリスタル・ディスク×1枚/ブッククレット/特製クリアケース/シリアルナンバー入り
・愛の喜び(クライスラー)
・タイスの瞑想曲(マスネ)
・チャルダッシュ(モンティ)
・G線上のアリア(J.S.バッハ)
・美しきロスマリン(クライスラー)
・チゴイネルワイゼン(サラサーテ)
・愛の挨拶(エルガー)
・ロンドンデリーの歌(クライスラー)
・愛の悲しみ(クライスラー)
・スノーダイヤモンド(千住明)
・ブニャーニの様式による前奏曲とアレグロ(クライスラー)
・風林火山~大河流々(千住明)
◆iTunes Store 千住真理子(※iTunesが開きます)
◆千住真理子オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報