千住真理子、“祈り”をテーマに2作連続リリース

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千住真理子が、“祈り”をテーマにした最新作を2作連続リリースする。『日本のうた』と『アヴェ・マリア』というこうたいしょうの作品だ。

◆千住真理子画像

第1弾は10月26日発売の『日本のうた』。日本のうたの録音に挑戦したのは自身初のことで、誰もが馴染みがあり、懐かしさを感じる「赤とんぼ」「故郷」「宵待ち草」「浜辺の歌」など日本のうたの数々が収録されている。千住の演奏と、実の兄であり作曲家の千住明の呼びかけで千住真理子のために集結した超豪華作曲家陣のアレンジにより、あらたな息吹が吹き込まれた日本の名曲群だ。

アレンジを担当したのは、千住明を含む小六禮次郎、、服部隆之、渡辺俊幸、朝川朋之、山下康介という豪華作曲家陣で、それぞれオリジナル楽曲のメロディを活かしつつも、今の時代の“エスプリ"あふれるアレンジが施されており、まさに今後のヴァイオリン演奏による「日本のうた」のスタンダード化を目指しているものという。

美しいピアノ伴奏は千住真理子と全国でステージをともにしているピアニスト藤井一興、山洞智、丸山滋の各氏と、アレンジも担当した朝川朋之氏が担当。東日本大震災をうけて「今こそ日本の歌を、日本の魂をヴァイオリンで演奏したい」という千住真理子の想いがこもった新作である。

そして第2弾は、11月16日発売の『アヴェ・マリア』。5人の作曲家による「アヴェ・マリア」をはじめ、ベートーヴェン「悲愴」、アルビノーニ「アダージョ」、「アメイジング・グレイス」、ホルスト「ジュピター」やヘンデル「私を泣かせて下さい」など、クラシックの名曲で“祈り"を表現した作品だ。永遠の祈りと癒しがつまったメロディを、山洞智のピアノや梅村祐子のチェンバロとともに美しく優しく奏でている。

『日本のうた』
2011年10月26日発売
TOCE-56398 \2,800(税込)
1.赤とんぼ 作曲:山田耕筰/編曲:渡辺俊幸
2.故郷 作曲:岡野貞一/編曲:朝川朋之
3.荒城の月 作曲:滝廉太郎/編曲:千住 明
4.椰子の実 作曲:大中寅二/編曲:小六禮次郎
5.もみじ 作曲:岡野貞一/編曲:山下康介
6.浜辺の歌 作曲:成田為三/編曲:千住 明
7.宵待草 作曲:多 忠亮/編曲:小六禮次郎
8.この道 作曲:山田耕筰/編曲:朝川朋之
9.早春賦 作曲:中田 章/編曲:山下康介
10.月の沙漠 作曲:佐々木すぐる/編曲:服部隆之
11.初恋 作曲:越谷達之助/編曲:渡辺俊幸
12.夕焼け小焼け 作曲:草川 信/編曲:千住 明
演奏:ヴァイオリン 千住真理子
ピアノ:山洞智(1、11)、朝川朋之(2、8)、藤井一興(3、4、6、7)、丸山滋(5、9、10、12)


『アヴェ・マリア』
2011年11月16日発売
TOCE-56399 \2,800
1.バッハ・グノー/アヴェ・マリア *
2.シューベルト/アヴェ・マリア *
3.アルビノーニ/アダージョ *
4.ベートーヴェン/アダージョ・カンタービレ~悲愴ソナタより(山洞智編)
5.カッチーニ/アヴェ・マリア(千住真理子&山洞智編)
6.JSバッハ/アリオーソ *
7.リスト/コンソレーション(慰め)第3番(山洞智編)
8.パラディス/シシリエンヌ
9.トラディショナル/鳥の歌(千住真理子編)
10 サン=サーンス/アヴェ・マリア(山洞智編)
11 ホルスト/ジュピター(山洞智編)
12 ヘンデル/私を泣かせて下さい *
13 モーツァルト/アヴェ・ヴェルム・コルプス *
14 トラディショナル/アメイジング・グレイス(山洞智編)
15 アルカデルト/アヴェ・マリア(無伴奏)
演奏:ヴァイオリン 千住真理子
ピアノ:山洞 智 チェンバロ(*):梅村祐子

◆千住真理子レーベルサイト
◆千住真理子オフィシャルサイト
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