幸せの軌跡を描く、スタジオジブリによる新垣結衣新曲PV
先日成人を迎えた新垣結衣の、通算3枚目のシングル「piece」が2月25日に発売となるが、そのプロモーションビデオが、スタジオジブリの百瀬ヨシユキ監督による映像であることが分かった。
もともと2008年にNHKで放送されたディズニーとスタジオジブリの音楽特別番組で、ガッキーがナビゲーターを務めた縁もあって、今回PV制作を依頼したのだという。
ただ、お仕事として依頼をするにとどまらず、そこにドラマが生まれるから面白い。PV制作に抜擢された百瀬監督は、ガッキーの楽曲「piece」を聴いて驚いたという。まさしく自分が描きたいと考えていたテーマそのものがそこにあったからだ。
以前より百瀬監督は、興味を持っていた「ハオハオ(好々)」という3DCGプログラムを使ってアニメーションを作りたいと考えていた。そのプログラムは、2つの点と点の距離によって予想のつかない美しい帯が引かれていくというもので、その概念を人間(男女)の関係性になぞらえ、人と人との繋がりをテーマにした物語をアニメーションで描きたいと思っていたのだ。
“仮ミックスの音楽をつけて映像を観たときに、凄く驚いたんです。それは、映像だけでは語りきれなかったものが、新垣さんの歌によって完璧に埋められた感じがしたからです。新垣さんの歌声はとてもリアリティがあるので、それによってこの映像の女の子の深い心情が見事に浮かび上がり、とても深い作品に仕上がったと思っています。この間、何度もこの作品を観ていますが、観るたびに毎回何かグッとくるものがあります(笑)。それだけ映像と音楽がうまく出会えた作品といえるのではないでしょうか。”──百瀬ヨシユキ監督
“こうしてあがったPVを見た時は、奇跡だなと思いました! 楽曲の世界がより深まり、しかもスタジオジブリさんの試写室で、この映像と楽曲に関わった人たち全員で見るのは初めてで、出来上がったのがうれしくて、言葉がでませんでした。偶然の出会いが、本当にうれしかったです。”──新垣結衣
「piece」の歌詞には、ガッキーの想いが込められている。いつも何かが足りない、未完成なパズルみたい、曖昧で不確かな日常…でも相手を想う気持ちは確かで、本当の意味で人とつながりたい。そう思う女の子を思い、人と人との繋がりをテーマに歌う。そして、最後のパズルの1ピース(piece)は自分の中にある…気持ち次第できちんと人とつながることができるんだという、メッセージがまっすぐに込められているのだ。
そんなガッキーの描く世界観を、百瀬ヨシユキ監督は、「Lovelinesラブラインズ(愛の帯)」と呼ばれる、虹色のラインで描き出していく。ラブラインズは、幸せな人たち、または幸せそうにしている人たちだけに出て見える軌跡のようなもので、その美しいラインが人と人との繋がりを表している。主人公の心情が少しずつ変化しラブラインズが生まれてくるまでの様子が、新垣の楽曲と見事にシンクロするさまを楽しんで欲しい。
誰もがもっている日常、そしてその中で起こるちょっとした幸せ。全ての人に「Lovelinesラブラインズ(愛の帯)」を贈るべく、この作品は誕生したのだ。
※3種類のジャケットは、それぞれ新垣結衣描き下ろしイラスト、スタジオジブリ百瀬ヨシユキ氏によるジャケット、新垣結衣アーティスト写真によるジャケット。表も裏も、幸せの軌跡が美しい帯となってつながり、文様を描いている。
もともと2008年にNHKで放送されたディズニーとスタジオジブリの音楽特別番組で、ガッキーがナビゲーターを務めた縁もあって、今回PV制作を依頼したのだという。
ただ、お仕事として依頼をするにとどまらず、そこにドラマが生まれるから面白い。PV制作に抜擢された百瀬監督は、ガッキーの楽曲「piece」を聴いて驚いたという。まさしく自分が描きたいと考えていたテーマそのものがそこにあったからだ。
以前より百瀬監督は、興味を持っていた「ハオハオ(好々)」という3DCGプログラムを使ってアニメーションを作りたいと考えていた。そのプログラムは、2つの点と点の距離によって予想のつかない美しい帯が引かれていくというもので、その概念を人間(男女)の関係性になぞらえ、人と人との繋がりをテーマにした物語をアニメーションで描きたいと思っていたのだ。
“仮ミックスの音楽をつけて映像を観たときに、凄く驚いたんです。それは、映像だけでは語りきれなかったものが、新垣さんの歌によって完璧に埋められた感じがしたからです。新垣さんの歌声はとてもリアリティがあるので、それによってこの映像の女の子の深い心情が見事に浮かび上がり、とても深い作品に仕上がったと思っています。この間、何度もこの作品を観ていますが、観るたびに毎回何かグッとくるものがあります(笑)。それだけ映像と音楽がうまく出会えた作品といえるのではないでしょうか。”──百瀬ヨシユキ監督
“こうしてあがったPVを見た時は、奇跡だなと思いました! 楽曲の世界がより深まり、しかもスタジオジブリさんの試写室で、この映像と楽曲に関わった人たち全員で見るのは初めてで、出来上がったのがうれしくて、言葉がでませんでした。偶然の出会いが、本当にうれしかったです。”──新垣結衣
「piece」の歌詞には、ガッキーの想いが込められている。いつも何かが足りない、未完成なパズルみたい、曖昧で不確かな日常…でも相手を想う気持ちは確かで、本当の意味で人とつながりたい。そう思う女の子を思い、人と人との繋がりをテーマに歌う。そして、最後のパズルの1ピース(piece)は自分の中にある…気持ち次第できちんと人とつながることができるんだという、メッセージがまっすぐに込められているのだ。
そんなガッキーの描く世界観を、百瀬ヨシユキ監督は、「Lovelinesラブラインズ(愛の帯)」と呼ばれる、虹色のラインで描き出していく。ラブラインズは、幸せな人たち、または幸せそうにしている人たちだけに出て見える軌跡のようなもので、その美しいラインが人と人との繋がりを表している。主人公の心情が少しずつ変化しラブラインズが生まれてくるまでの様子が、新垣の楽曲と見事にシンクロするさまを楽しんで欲しい。
誰もがもっている日常、そしてその中で起こるちょっとした幸せ。全ての人に「Lovelinesラブラインズ(愛の帯)」を贈るべく、この作品は誕生したのだ。
※3種類のジャケットは、それぞれ新垣結衣描き下ろしイラスト、スタジオジブリ百瀬ヨシユキ氏によるジャケット、新垣結衣アーティスト写真によるジャケット。表も裏も、幸せの軌跡が美しい帯となってつながり、文様を描いている。