映画『くちびるに歌を』で弾く新垣結衣のピアノプレイが凄い
映画『くちびるに歌を』が2015年2月28日(土)に公開となる。全国学校音楽コンクールの課題曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を生んだアンジェラ・アキのテレビドキュメンタリーをもとに、中田永一が書きおろしたベストセラーの映画化だ。
◆新垣結衣画像
新垣結衣が主役の教師を務め、『陽だまりの彼女』『ホットロード』『アオハライド』などを手掛けた三木孝浩監督がメガホンをとる。孤独なピアニストと、誰にも言えない悩みを抱えた離島の生徒たちの物語だが、見どころのひとつに新垣結衣のピアノ演奏シーンもある。
初めて教師役に臨んだガッキーだが、ピアノは未経験。たった3ヶ月のトレーニングでショパンやベートーベンを弾きこなす役を完璧に演じてしまうのに驚きだ。笑顔を封印したクールな柏木役も、新垣結衣の新境地だ。
なお、合唱部員の生徒たちは、全員オーディションで抜擢された面々で、半年に及ぶ合唱練習の後、長崎での撮影合宿に臨んだという。かつての『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』のように、本作からも次世代のスターが生まれることだろう。映画では木村文乃、桐谷健太や石田ひかり、小木茂光、角替和枝、井川比佐志といった豪華で個性的な俳優陣が脇を固めている。
映画『くちびるに歌を』
舞台は、長崎県・五島列島の中学校。ある日、天才ピアニストだったと噂される臨時教員の柏木先生が、東京からやってくる。合唱部の顧問となった柏木先生は、コンクール出場を目指す部員に、“15年後の自分”へ手紙を書く課題を出す。そこには、15歳の彼らが抱える、誰にも言えない悩みと秘密が綴られていて…。
中学校に音楽の臨時教師として東京からやってきたちょっとワケありな美人ピアニスト柏木(新垣結衣)。合唱部の顧問をすることになり、柏木目当ての男子部員が殺到。しかし、指導するどころか、生徒たちにピアノを弾いてほしいとお願いされても頑なに弾こうとしない。実は、彼女はピアノを弾かないのではなく、弾けないのでは…。「私のピアノは誰も幸せにしない」と言った彼女が忘れられない過去とは。いつも元気に見える子どもたちがそれぞれ背負う、誰にも言えない悩みや心の傷とは。困難に立ち向かうと決め、合唱コンクールの練習に励む生徒たちと彼らを見守る柏木は、少しずつ心を通わせていく。
出演:新垣結衣、木村文乃、桐谷健太、恒松祐里、下田翔大、葵わかな、柴田杏花、山口まゆ、佐野勇斗、室井響、渡辺大知、眞島秀和、石田ひかり(特別出演)、木村多江、小木茂光、角替和枝、井川比佐志
監督:三木孝浩
原作:中田永一「くちびるに歌を」(小学館刊)
主題歌:アンジェラ・アキ「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」
音楽:松谷卓
脚本:持地佑季子、登米裕一
製作:『くちびるに歌を』製作委員会
配給:アスミック・エース
(C)2015 『くちびるに歌を』製作委員会
(C)2011 中田永一/小学館
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2015年2月28日(土)全国ロードショー