英クリスマス・チャート「ハレルヤ」がトップ2を独占
1位に輝いたのは、オーディション番組『The X Factor』の優勝者、アレクサンドラ・バークのヴァージョン。『The X Factor』の優勝者がクリスマス・チャートの1位を飾るのは英国でこの数年恒例となっており、今年で4年連続となる。そして、故ジェフ・バックリィのヴァージョンがこの人気につられるかたちで、ダウンロード・オンリーで2位にチャート・インした。ちなみにレナード・コーエンが1984年に制作したオリジナル・トラックは36位に入っている。コーエンのこのトラックは、これまでトップ40入りしたことがなかったという。
ハレルヤ・ブームにより、先週まで2週連続でトップだったレオナ・ルイスの「Run」は3位に後退。今週は上位2曲のほか、コメディアン、ピーター・ケイの偽名/女装シンガー、ジェラルディンの「Once Upon A Christmas Song」(5位)、ジェイムス・モリソン&ネリー・ファータドの「Broken Strings」(6位)、ビヨンセの「Listen」(8位)が新たにトップ10入りした。
アルバム・チャートは、3週連続でテイク・ザットの『The Circus』がトップ、2位も先週と変わらず、レオナ・ルイスの『Spirit』がキープした。シングル・チャートと違い、アルバム・チャートのほうは動きが少なく、トップ10内にはビヨンセの『I Am Sasha Fierce』(9位)、ダフィーの『Rockferry』(10位)が再登場したのみで新たにチャート・インしたアルバムはなかった。
Ako Suzuki, London
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