ザ・バード&ザ・ビー、セカンド・アルバムもおしゃれ

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ザ・バード&ザ・ビーのニューアルバム『ナツカシイ未来』が日本先行発売でリリースとなった。ベックのバックメンバーを務め、リリー・アレンやカイリー・ミノーグに多数の楽曲を提供する才人:グレッグ・カースティン(キーボード)と、70年代アメリカ西海岸の伝説的バンドであるリトル・フィートのカリスマ、ローウェル・ジョージの愛娘:イナラ・ジョージ(ヴォーカル)の2人組が完成させたセカンド・アルバムである。

映画『セックス・アンド・ザ・シティ』の劇中挿入曲として起用されたビー・ジーズのカヴァー「愛はきらめきの中に」、コーネリアスとのコラボレーションとなった日産MOCOのCMソング「ハート・アンド・アップル」という2曲のタイアップ楽曲を含む作品だが、内本順一氏のライナーノーツによると、グレッグは前からコーネリアスのファンであり、コーネリアスはバンドのファースト・アルバムに影響を与えているのだという。

といいつつも、「ダイアモンド・デイヴ」なんていうタイトルの曲も。もちろんこれは、ヴァン・ヘイレンのデヴィッド・リー・ロスのお馴染みのニックネームであり、最近ヴァン・ヘイレンのショウを見たメンバーのイナラ・ジョージがそのパフォーマンスにいたく感激し、書き上げた1曲だという。ビデオへの出演を依頼したが残念ながらかなわなかったというエピソードも残っている。

我々にとって嬉しいのは、リード・シングルで現在ラジオでスマッシュ・ヒットを記録している「ラヴ・レター・トゥ・ジャパン」という曲の存在。文字通り、日本への愛を歌った楽曲で、日本語の歌詞も含まれているというものだ。2007年のファーストアルバムのリリース後には、フジロックのレッド・マーキーを満杯にし、その後の単独来日公演も大成功させたザ・バード&ザ・ビー、再び日本の地を踏む日も遠くなさそうだ。

EMIミュージックのオフィシャルサイトでは、10曲目の「ポライト・ダンス・ソング」PVも公開されている。かなーりけったいな意味深長な映像…是非ともチェックを。
◆ザ・バード&ザ・ビー・オフィシャルサイト
◆iTunes Store ザ・バード&ザ・ビー(※iTunesが開きます)
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