髭(HiGE)、一夜限りの「Electric」再現ライヴレポ
7月16日に話題のワンソング・アルバム「Electric」をリリースした髭(HiGE)が、リリース当日に恵比寿LIQUIDROOMにて、一夜限りの「Electric」再現ライヴ<HiGE 2008 “Electric” release party>を行なった。
■「Electric」PV視聴
1曲で40分以上あるこの曲を、一夜限りで再現するということで、この日のチケットは当然のことながらソールドアウト。満員の会場は、これから始まるスペシャルライヴを心待ちにするファンたちで、開演前からすでに賑やかな雰囲気だった。期待感溢れるLIQUIDROOMの片隅で観た「Electric」再現ライヴをお届けする。
開演時間の19時が近づいてくるにつれ、観る側であるこちらもなぜだか少々緊張してくる。ドキドキしながら待つうちに客電が消え、ステージにうさぎの被り物をしたDJシラフが登場。「このメッセージ聞こえるかい?」という須藤(Vo&Gt)の声が繰り返し流れる中、四つ打ちが鳴り出すと、髭(HiGE)のメンバーがステージに次々と登場し、「Electric」の演奏がスタートした。
演奏が始まって6分くらい経過したところで、「正直もう、正直もう 右も左もあったもんか~♪」と須藤のヴォーカルが入る。ユラユラと曲に合わせて体を動かしながら、「このメッセージ聞こえるかい?♪」と何度か繰り返した後、数十分に渡る演奏に突入。40分もある楽曲だけに、最後まで聴くなんて“正直もう嫌になっちゃう”かと思ったが、さりげなく変化していく曲調とファンタスティックなサウンドによってトランス状態となり、時間を感じることなく、最後まで飽きずに聴き入ることができた。会場に集まったファンたちも、楽曲のリズムに導かれるようにユラユラと体を揺らしながら、「Electric」を満喫していたようだ。
「Electric」の演奏が終了し、ステージを去るメンバー。この日のライヴは「Electric」を再現することが目的ではあるものの、まさか本当にこれで終わりなのかと思っていると、「ただいまより、10分間の休憩に入ります」というアナウンスが。思わぬアナウンスに会場からは笑いが起こっていた。
10分後、再びステージに登場した髭(HiGE)のメンバー。須藤はなぜか金太郎のきぐるみを着て登場。「みんなが大好きなヤツ(曲)からやろう」と言い、「ロックンロールと五人の囚人」の演奏が始まると、先ほどまでとは打って変わって、オーディエンスは拳をあげて暴れ出す。「ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク」「ギルティーは罪な奴」と続いたところで、きぐるみを脱ぐ須藤。
「イェイ! 今日楽しいね。なんで今日みんな正装してきてないんだよ。今日は仮装パーティだよ?」と会場を笑わせた後、「懐かしい曲をやります。本当に懐かしいよ!」と言って演奏したのは「サマータイム・ブルース」。レアな楽曲に会場はさらに勢いを増して盛り上がった。その後も「ブラッディ・マリー、気をつけろ!」「黒にそめろ」など、夏フェスばりのセットリストにファンも大興奮! 本編ラストの「ダーティーな世界(Put your head)」の演奏が終わり、メンバーがステージを去った後も、会場のファンはまだ満足していないとばかりにアンコールをかけた。
「みんなおめでとう! 今日がいちばん! 地球ができてから今日がいちばん!」と、アンコールにご機嫌で出てきたメンバーたちは、新曲「夢でさよなら」を含む3曲を披露。また、ダブルアンコールの「ハートのキング」では、演奏途中で須藤がギターのコードを忘れるというハプニングが発生! 「あまりに久しぶりでコード忘れちゃった。どんどんコード忘れていくんだよ」と照れ笑いしながらメンバーにコードを教えてもらい、最初から仕切りなおし。今度は最後までビシッときめて、ライヴを締めくくった。
今後髭(HiGE)は、8月3日に<ROCK IN JAPAN FES.2008>、8月9日(東京)、10日(大阪)に<SUMMER SONIC 08>に出演する。
■写真でみる「Electric」再現ライヴ
<HiGE 2008 “Electric” release party 2008.7.16 LIQUIDROOM>
1.Electric
2.ロックンロールと五人の囚人
3.ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク
4.ギルティーは罪な奴
5.サマータイム・ブルース
6.ブラッディ・マリー、気をつけろ!
7.黒にそめろ
8.溺れる猿が藁をもつかむ
9.ダーティーな世界(Put your head)
1曲で40分以上あるこの曲を、一夜限りで再現するということで、この日のチケットは当然のことながらソールドアウト。満員の会場は、これから始まるスペシャルライヴを心待ちにするファンたちで、開演前からすでに賑やかな雰囲気だった。期待感溢れるLIQUIDROOMの片隅で観た「Electric」再現ライヴをお届けする。
開演時間の19時が近づいてくるにつれ、観る側であるこちらもなぜだか少々緊張してくる。ドキドキしながら待つうちに客電が消え、ステージにうさぎの被り物をしたDJシラフが登場。「このメッセージ聞こえるかい?」という須藤(Vo&Gt)の声が繰り返し流れる中、四つ打ちが鳴り出すと、髭(HiGE)のメンバーがステージに次々と登場し、「Electric」の演奏がスタートした。
演奏が始まって6分くらい経過したところで、「正直もう、正直もう 右も左もあったもんか~♪」と須藤のヴォーカルが入る。ユラユラと曲に合わせて体を動かしながら、「このメッセージ聞こえるかい?♪」と何度か繰り返した後、数十分に渡る演奏に突入。40分もある楽曲だけに、最後まで聴くなんて“正直もう嫌になっちゃう”かと思ったが、さりげなく変化していく曲調とファンタスティックなサウンドによってトランス状態となり、時間を感じることなく、最後まで飽きずに聴き入ることができた。会場に集まったファンたちも、楽曲のリズムに導かれるようにユラユラと体を揺らしながら、「Electric」を満喫していたようだ。
「Electric」の演奏が終了し、ステージを去るメンバー。この日のライヴは「Electric」を再現することが目的ではあるものの、まさか本当にこれで終わりなのかと思っていると、「ただいまより、10分間の休憩に入ります」というアナウンスが。思わぬアナウンスに会場からは笑いが起こっていた。
10分後、再びステージに登場した髭(HiGE)のメンバー。須藤はなぜか金太郎のきぐるみを着て登場。「みんなが大好きなヤツ(曲)からやろう」と言い、「ロックンロールと五人の囚人」の演奏が始まると、先ほどまでとは打って変わって、オーディエンスは拳をあげて暴れ出す。「ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク」「ギルティーは罪な奴」と続いたところで、きぐるみを脱ぐ須藤。
「イェイ! 今日楽しいね。なんで今日みんな正装してきてないんだよ。今日は仮装パーティだよ?」と会場を笑わせた後、「懐かしい曲をやります。本当に懐かしいよ!」と言って演奏したのは「サマータイム・ブルース」。レアな楽曲に会場はさらに勢いを増して盛り上がった。その後も「ブラッディ・マリー、気をつけろ!」「黒にそめろ」など、夏フェスばりのセットリストにファンも大興奮! 本編ラストの「ダーティーな世界(Put your head)」の演奏が終わり、メンバーがステージを去った後も、会場のファンはまだ満足していないとばかりにアンコールをかけた。
「みんなおめでとう! 今日がいちばん! 地球ができてから今日がいちばん!」と、アンコールにご機嫌で出てきたメンバーたちは、新曲「夢でさよなら」を含む3曲を披露。また、ダブルアンコールの「ハートのキング」では、演奏途中で須藤がギターのコードを忘れるというハプニングが発生! 「あまりに久しぶりでコード忘れちゃった。どんどんコード忘れていくんだよ」と照れ笑いしながらメンバーにコードを教えてもらい、最初から仕切りなおし。今度は最後までビシッときめて、ライヴを締めくくった。
今後髭(HiGE)は、8月3日に<ROCK IN JAPAN FES.2008>、8月9日(東京)、10日(大阪)に<SUMMER SONIC 08>に出演する。
■写真でみる「Electric」再現ライヴ
<HiGE 2008 “Electric” release party 2008.7.16 LIQUIDROOM>
1.Electric
2.ロックンロールと五人の囚人
3.ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク
4.ギルティーは罪な奴
5.サマータイム・ブルース
6.ブラッディ・マリー、気をつけろ!
7.黒にそめろ
8.溺れる猿が藁をもつかむ
9.ダーティーな世界(Put your head)
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