天平、表参道ヒルズ、次はシアトル領事館で

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写真:シャノン・ヒギンス
デビューアルバム『TEMPEIZM』発売日の6月18日、天平が東京・表参道ヒルズでアルバム発売記念ライヴを行なった。

無料で行なわれたライヴの当日は開演前から表参道ヒルズ内に多くの人が集まり、噂のピアニストのライヴ・パフォーマンスを生で一目見ようと、500人ものオーディエンスが吹抜け大階段を囲む螺旋状の通路に集まった。

大階段の踊り場をステージに、天平は「幻想曲」から演奏をスタート。激しくインプロヴァイズする楽曲で、場内に集まったお客さんは天平の嵐のような演奏に息を飲む。続いてやさしく美しいバラードの「一期一会」、尊敬するシアトル・マリナーズのイチロー選手をイメージして作曲した「エリア51」、そして人間の燃え上がる心を表現したドラマティックな「フレイム」まで、アルバム『TEMPEIZM』から4曲を続けて演奏。「テンペイ!」のかけ声も飛び、会場は大きな拍手に包まれた。

ライヴの後にはサイン会を実施。天平はデビューアルバムを購入したファン200人のひとりひとりと言葉を交わし、暖かい雰囲気のままイベントは終了となった。

天平は2008年7月中旬には、尊敬するマリナーズのイチロー選手のベースであるシアトルを訪れ、シアトル領事館でのスペシャル・コンサートを実施する予定だ。「夢はグラミー賞」と語る天平、さっそく世界に向けての1歩を踏み出し始めた。

驚愕のパフォーマンスは、海を越えても大きな反響と多大なる喝采を浴びることだろう。時代は確実に天平に擦り寄ってきている。
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