エル・マロ復活、新アルバムは2008年3月19日発売
EL-MALOが復活する。90年代を席巻した“渋谷系”を、オルタナティブ・サイドからアプローチしたかの独自の音楽性で注目を集め、クオリティの高い作品を残したモンスター・ユニット:EL-MALO。
同時代のミュージシャン、DJ、選曲家、クリエイターとの交友の広さ、慕われっぷりから「渋谷系の裏番長」の異名をもつ彼らは、1993年デビュー以来、一貫して、形骸化したロックの様式を確信犯的に解体し、ダンス・ミュージックや世界中の高感度な音楽を再構築し、センセーショナルな作品を産み続けてきた。
メンバーは、クラブシーンとメジャーポップシーンの架け橋的な存在の柚木隆一郎と、特異なスタイルのギタリストとして数々のセッションに名を残しながらプロデューサーとしても活躍する會田茂一(通称アイゴン)の2人だ。1997年に金字塔的名作『SUPER HEART GNO ME』を発表、2004年には、全曲柚木作品によるアルバム『New Paradium』を久しぶりに発表し、ライジングサンで1回のみのギグを決行、オーディエンスを熱したものの、表立った活動はないまま再び沈黙。両者とも、それぞれのスタンスで充実した音楽活動を続けながら時はすぎて2007年になってしまっていたのだ。
振り返れば、2000年に入って彼らは活動を控えめにしていった。そしてそれに反比例するように、それぞれプロデューサーとして手腕を発揮しはじめ、個々の活動が充実し始めていったのだ。
柚木隆一郎は、若手ヒップホップシーン、テクノシーンのオーガナイザー的な仕事も多く、クラブシーンとPOPシーンを有機的につなぐ、彼ならではのポジションで質の高い仕事をこなしてゆき、コーネリアスや砂原良則、電気GROOVEらと交流して、インスピレーションを交感していった。マネジメントオフィス主催イベント<神輿ロッカーズin OKINAWA>では、同じ所属アーティストであるKICK THE CAN CREWら、やんちゃなアーティスト達を、兄貴分としてまとめあげた。
一方、會田茂一はギタリストとして数々のセッションに参加、独自なサウンドとリフのセンスから、一部のアーティストから熱烈な指名を得るようになっていく。ロザリオスなど、メンバー的な立ち位置で参加するケースも増えた。自らのユニット“FOE”“HONESTY”では、親しいミュージシャンたちとの交流から、自分なりの新しい創作エリアを開拓。またボニーピンクや木村カエラなど、個性派の歌姫たちのプロデューサーとしても手腕を発揮し、現在最も多忙なPOPシーンのプロデューサーとなっていった。
そして時は2008年を目前に、彼らは、真に自由で冒険に満ちた音楽に飢えた時代の渇望に呼応するかのように、再始動の準備に入り、あっというまに20曲以上をレコーディングしてしまったのだ。
待望のオリジナル・アルバムは3月19日発売予定、その後も関連作品のリリースも企画されているという。2008年のエポックが早くも見えてきたようだ。
同時代のミュージシャン、DJ、選曲家、クリエイターとの交友の広さ、慕われっぷりから「渋谷系の裏番長」の異名をもつ彼らは、1993年デビュー以来、一貫して、形骸化したロックの様式を確信犯的に解体し、ダンス・ミュージックや世界中の高感度な音楽を再構築し、センセーショナルな作品を産み続けてきた。
メンバーは、クラブシーンとメジャーポップシーンの架け橋的な存在の柚木隆一郎と、特異なスタイルのギタリストとして数々のセッションに名を残しながらプロデューサーとしても活躍する會田茂一(通称アイゴン)の2人だ。1997年に金字塔的名作『SUPER HEART GNO ME』を発表、2004年には、全曲柚木作品によるアルバム『New Paradium』を久しぶりに発表し、ライジングサンで1回のみのギグを決行、オーディエンスを熱したものの、表立った活動はないまま再び沈黙。両者とも、それぞれのスタンスで充実した音楽活動を続けながら時はすぎて2007年になってしまっていたのだ。
振り返れば、2000年に入って彼らは活動を控えめにしていった。そしてそれに反比例するように、それぞれプロデューサーとして手腕を発揮しはじめ、個々の活動が充実し始めていったのだ。
柚木隆一郎は、若手ヒップホップシーン、テクノシーンのオーガナイザー的な仕事も多く、クラブシーンとPOPシーンを有機的につなぐ、彼ならではのポジションで質の高い仕事をこなしてゆき、コーネリアスや砂原良則、電気GROOVEらと交流して、インスピレーションを交感していった。マネジメントオフィス主催イベント<神輿ロッカーズin OKINAWA>では、同じ所属アーティストであるKICK THE CAN CREWら、やんちゃなアーティスト達を、兄貴分としてまとめあげた。
一方、會田茂一はギタリストとして数々のセッションに参加、独自なサウンドとリフのセンスから、一部のアーティストから熱烈な指名を得るようになっていく。ロザリオスなど、メンバー的な立ち位置で参加するケースも増えた。自らのユニット“FOE”“HONESTY”では、親しいミュージシャンたちとの交流から、自分なりの新しい創作エリアを開拓。またボニーピンクや木村カエラなど、個性派の歌姫たちのプロデューサーとしても手腕を発揮し、現在最も多忙なPOPシーンのプロデューサーとなっていった。
そして時は2008年を目前に、彼らは、真に自由で冒険に満ちた音楽に飢えた時代の渇望に呼応するかのように、再始動の準備に入り、あっというまに20曲以上をレコーディングしてしまったのだ。
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