KOTOKO 「七転八起☆至上主義!」 インタビュー
KOTOKO:とにかく作詞の段階から、韻の踏み方やテンポの良さを重視しましたね。あと、メロによって女の子らしさや、男の子っぽさを強調しているんです。声で強い部分を強調するときは、どんなにキーの高いフレーズもファルセットは使わないで、地声で歌いきりました。その方が“負けない!”って雰囲気が伝わるかと思って。
KOTOKO:ああ(笑)。今思い出してもまだちょっとへこむんですが、ちょうどこのPVの撮影を予定していた日が、台風7号が上陸した日だったんですよ。私って、自分で自分のことを晴れ女だと思っていたので、まずそこでショックを受けたんですよ。
KOTOKO:でもでも、私の中では“台風くらい、私が吹き飛ばしますよー!はははははは!”とか、そんなノリで。“だから決行しましょう!”って。もちろん、却下されましたけど(笑)。その数日後、台風がもう去る日に予定を組んだのですが、今度は早朝から豪雨で。雷とか、バリバリ!ドーン!とか、本当に凄くて。晴れ女のKOTOKOが、再び敗北してしまったんです……。
KOTOKO:そこはさすが監督さん!といった感じで、機転を効かせて、私が急に外で雨に見舞われた、という設定に変えて撮影したんですよ。悪役商会の俳優さんにも出ていただいて、一緒にダンスを踊ったり(笑)。全編がコメディー・タッチな作りになっているんです。俳優さんや、私の顔芸も見れるので、ぜひ堪能していただきたいですね!
KOTOKO ありがとうございます(笑)!本当にそうですよね。でも、やっぱりあの日のことは、いまだに思い出すと悔しいんです。カップリングに収録されている「scene」は、実はその時の心の切なさも反映されているんですよ。
KOTOKO:この楽曲を始めて聴いた時に、私の頭の中に秋らしい景色がいっぱいに広がったんです。だから、映画のように情景を楽しんでもらいたい、という想いから「scene」というタイトルになったんです。でも本当は私、秋っていう季節が苦手なんですよ。あんなに楽しかった、思い出がいっぱいに詰まった夏が終わってしまう……という、どうしようもない秋の切なさが苦手で。だから、楽曲から受けた秋のイメージと、PV撮影の時の悔しい心情を、本当に素直に吐き出したんです。だから、全ての歌詞が凄く率直な言葉で書かれていると思います。
KOTOKO この二つは、アンサー・ソングのようになっているんです。確かに楽曲のカラーが違うのですが、実はこの2曲共に、辿り着く先は“私も強くなりたい!”っていう思いで、同じような内容を歌っているんです。そういった部分に注意して聴いていただくと、また面白いかもしれません。ぜひ、2つを聴き比べてみてくださいね!
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