ピストルズ、問題のシングル、ついに1位になるか?

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セックス・ピストルズは今月、『Never Mind The Bollocks, Here's The Sex Pistols』のリリース30周年を記念し同アルバムと4枚のシングルをリイッシューしているが、今週月曜日(10月8日)にリリースされた「God Save The Queen」が1位を獲得できるかどうか注目されている。

'77年にリリースされた同トラックのオリジナルは、トップ・セールスを上げたにも関わらず、、女王の記念祭(シルバー・ジュビリー)を台無しにする恐れがあるからと裏工作が働き2位に落とされたとの陰謀説がある。

正義を求める『NME』誌は、今回こそ同トラックをNo.1にしようとキャンペーンを展開している。NME.COMによると、クラッシュの元メンバー、ポール・シムノンやナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナー、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロ、カサビアンのセルジオ・ピッツォーノらも支援しているそうだ。

リイッシュー盤はオリジナルと同じくヴィニール盤でリリースされるが、iTunesなどのミュージック・サイトでダウンロードすることも可能だという。果たして、30年ぶりに王冠を手にすることができるか?

ちなみに'77年、ピストルズを破り1位に輝いたのはロッド・スチュワートの「I Don't Want To Talk About It」だった。また、リイッシュー第1弾として先週リリースされた「Anarchy In The UK」は今週チャートの70位にランク・インしている。

Ako Suzuki, London
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