なんばHatch炎上!Dir en grey<TOUR 07 DOZING GREEN>大阪第一夜速報

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▲「DOZING GREEN」初回限定盤
去る9月13日に開幕されたDir en greyの今年2回目の国内ツアー<TOUR 07 DOZING GREEN>が早くも中盤に差し掛かりつつある。そんななか、9月26日に行なわれた大阪・なんばHatchでの公演は、テンションもクオリティも高いライヴばかりが続いているこのツアーのなかでも、ことに濃密で刺激的なものとなった。終演後、スタッフの間では「今回のツアーにおける、現時点でのベスト・ライヴ」といった声も飛び交っていたほどだし、東京から参戦した僕自身も、そうした言葉に頷くしかないほど充実感を味わうことになった。

すでに“意外な曲”がいくつかセットリストに含まれている点、公演によって演奏曲目自体にも大きな差がある点などについては、熱心なファンの間でも情報が浸透しつつあるはずだが、ここで特筆しておきたいのは、やはり10月24日にニュー・シングルとして発売される「DOZING GREEN」をいち早く堪能することができるという事実。

▲「DOZING GREEN」通常盤
まさにDir en greyならではの空気感を漂わせつつも、同時に、彼らの過去のレパートリーにはなかった質感を持ったこの楽曲について語るうえで、僕はいまだに相応しい形容詞を見つけられずにいる。とにかく“他の誰とも違うDir en grey”としか言いようのない曲なのだ。そんな「DOZING GREEN」の姿を、是非あなたにもライヴで体感してみて欲しい。

ちなみにこの原稿を書いているのは9月26日の深夜のこと。明日、すなわち9月27日には、ふたたび大阪・なんばHatchのステージに立つことになる彼らだが、こっそりと主催者側に確認してみたところ、若干枚数ながら当日券も発売されるとのこと。観るべきか、諦めるべきかを迷っている人は、なんとかこのチャンスをモノにして欲しいところだ。

そして最後にもうひとつ補足。「DOZING GREEN」に関するメンバーたちの肉声も、そう遠くないうちにこの場を通じてお届けできる予定なので、お楽しみに。また、さらに付け加えておくと、ライヴ会場で販売されているTOUR BOOKにはメンバー全員の個別ロング・インタビューを含む読み応え充分の1冊になっているので(と自画自賛するのはカッコ悪いのだけども、このTOUR BOOKのすべての文章は僕が書いています)、こちらも是非、ご一読いただきたいところだ。

増田勇一
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