NEW SINGLE 「Agitated Screams of Maggots」 FIREWALL DIV. \1,260(tax in) 初回生産限定盤 SFCD-0046 通常盤 SFCD-0047
| 史上最強に攻撃的な最新シングル、「Agitated Screams of Maggots」を11月15日にリリースするDir en grey。 歌詩は100%英語、ヴォーカルは99%スクリーム&シャウトという、この激烈度200%の作品に関して、そして、BARKSではたびたびその模様をお伝えしてきたこの夏の全米ツアーの実情についてメンバーたちに話を訊いた(京:Voのみ残念ながら欠席)。ちなみに現在、彼らは約2年ぶりとなるニュー・アルバムの制作中だったりもする。
――すっかり訊く機会を逸していたんですけど、去る7月31日と8月1日に行なわれた武道館二夜公演の感触というのは、どんなものだったのでしょう?
Die:正直、いまさら言葉で説明するのは難しいですね。
Shinya:その後のアメリカ・ツアーで記憶がかき消されてるところがあるんですよね。ネガティヴな印象はまったくないんですけど、その後にあまりにもいろんなことがありすぎて。
薫:内容的な細かいことについては、よく憶えていないというのが率直なところですね。ただ、2日間ともいい空間が作れたなとは思うんですよ。ステージ自体はむしろシンプルでしたけど、今の自分たちを、自分たちの提示したいカタチで見せられた気がしますね。
――実際、この「Agitated Screams of Maggots」も武道館第二夜で初披露された曲ですよね?
Die:当時はまだタイトルも確定してませんでしたけどね。あと俺、実を言うとミスりました(笑)。ま、あの日の時点では誰も知らん曲だったわけで、おそらく誰も気づかなかったでしょうけど。とにかく、一度始まってしまうと慌ただしい曲なんで。
Toshiya:当日はもう、ただただ必死でしたね。まだ周りを見る余裕がなかった。これはすごく集中力を要求される曲でもあるんで。
薫:速いうえに展開が忙しいですからね。あの日にステージでやった新曲すべてについて言えることですけど、まだあの時点では身体がなじみきっていないところも多少あったわけで、どうしても慎重に臨まざるを得ないところがあったんですよね。でも今は、その後何度か演奏を重ねてきたなりの手応えもあるし、これから始まるツアーのなかで、この曲なりのグルーヴが研ぎ澄まされていくことになるんじゃないかと思いますね。
――この曲を作っていた時点で、その後の全米ツアーの中での自分たちの変化や進化といったものについては、あらかじめ見込んでいたんでしょうか?
薫:いや、実際、渡米前にミックスまで終わってたんですけど、曲自体はまったく先のこととか考えないで作ってるんで。アメリカがどうのとかってことも全然意識してなかったし、とにかく、そのときに作りたいものを作るだけなんですよね。このタイミングで出すシングルだからこうあるべき、というような考えもなかったし。
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