GNRのアクセル、米公演でファンを追い出す

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今年夏にヨーロッパを中心にフェス出演し、現在、米国公演を行なっているモンスターバンド、ガンズ・アンド・ローゼズ。先週にサンフランシスコで行なわれたコンサートで、バンドが演奏を一時中断した。

というのも、機材トラブルや不可抗力の災害などではなく、YouTube.comの映像から察するに、フロントマンのアクセル・ローズがエキサイトしすぎた観客のひとりを“会場から追い出す”ためだ。

アクセルは、ロック史上の名曲「Sweet Child O' Mine」('87年『Appetite for Destruction 』)を演奏中、客席前方から逆立ちした状態で転げ落ちて来るファンを発見。ファンはセキュリティに取り押さえられたが、ステージで歌いながら様子を見ていたアクセルは、バンドに向かって「ストップ!」と演奏の中断を要求した。その後、頭に来たのか、何やら罵声を浴びせ、問題のファンを会場から退去させてしまった。一時、場内は騒然となったが、バンドは気を取り直して曲の演奏に戻っている。

ガンズ・アンド・ローゼズは今年に本格的な活動を再開。欧米を中心とした公演のほか、年内に新作『Chinese Democracy』をリリースするとも伝えられている。バンドは9月から10月の日程の一部を延期し、来月から来年頭にかけて、メインの米国ツアー日程に組み込む予定だ。'04年に発表したベスト盤は2年半もの間、ビルボード200アルバムズチャートに在位している。

T.Kimura
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