最新全米チャートのヒット作ほか、注目作品

ポスト
7日(水)発表のビルボード200アルバムズ・チャートで、ディクシー・チックスの新作『Taking the Long Way』が2週目のトップを獲得した。Nielsen SoundScanによれば、売り上げは27万1,000枚。 グループは来月から全米ツアーを行う予定だ。

上位では特に大きな変動がなかったが、ヒット作としてレッド・ホット・チリ・ペッパーズの4年ぶりの新作『 Stadium Arcadium』が3位にランクインしており、依然として好調な売り上げをキープしている。

トップ10圏内では他に、夏フェスで来日予定のトゥールの新作『10,000 Days』と、英シンガーのジェイムス・ブラントの『Back to Bedlam』が大きく上昇した。ブラントはニューシングル「High」のヒットを伴ってアルバムも10位圏外からカムバックした。

今週はトップ10内にヒップホップが登場しておらず、ロック/ポップのほか、カントリー、サントラ、コンピの在位が目立った。

20位以内では、パニック・アット・ザ・ディスコの『A Fever You Can't Sweat Out』が急上昇したほか、先週デビューしたブリンク182のトム・デロング率いるエンジェルズ&エアウェーヴズの『We Don't Need To Whisper』が20位に留まっている。エンジェルズ&エアウェーヴズは今年、ワールドツアーを行う計画がある。

注目作として、マッシヴ・アタック、ノラ・ジョーンズ他が参加するマイク・パットンのプロジェクト『Peeping Tom』が103位に登場した。

今週のチャートではまた、コールドプレイの『X&Y』とブラック・アイド・ピーズの『Monkey Business』が在位1年目を迎えている。

T.Kimura
この記事をポスト

この記事の関連情報