NTT主導の音声技術がMPEG国際標準規格として承認
日本電信電話(NTT)が2002年から取り組んできた、歪みを起こさないロスレス・オーディオ符号化技術が、MPEGの国際標準規格として承認された。
これは「MPEG-4 ALS(Audio Lossless)」とよばれるフォーマットで、NTTがドイツのベルリン工科大学やアメリカのRealNetworks、シンガポールのI2Rなどと共同で開発をすすめてきたもの。MP3やAACなどの音声ファイル形式とは異なり、データを圧縮しても圧縮前の状態に復元が可能な「可逆圧縮」を採用し、高圧縮率とデコード処理速度の速さが特徴だ。
入力ソースはPCM形式で32ビット、192kHzまでのサンプリング周波数に対応。チャンネル数は65536チャンネルまでサポートする。
NTTはこの技術を用いて、業務用の音楽の蓄積、配信の効率化を図るツールの販売、業務用オーディオ編集ソフト、一般個人用携帯機器、編集ソフト、音楽以外の医療データや環境データの蓄積用途への展開などを検討している。
問い合わせ先:NTT
http://www.ntt.co.jp/
これは「MPEG-4 ALS(Audio Lossless)」とよばれるフォーマットで、NTTがドイツのベルリン工科大学やアメリカのRealNetworks、シンガポールのI2Rなどと共同で開発をすすめてきたもの。MP3やAACなどの音声ファイル形式とは異なり、データを圧縮しても圧縮前の状態に復元が可能な「可逆圧縮」を採用し、高圧縮率とデコード処理速度の速さが特徴だ。
入力ソースはPCM形式で32ビット、192kHzまでのサンプリング周波数に対応。チャンネル数は65536チャンネルまでサポートする。
NTTはこの技術を用いて、業務用の音楽の蓄積、配信の効率化を図るツールの販売、業務用オーディオ編集ソフト、一般個人用携帯機器、編集ソフト、音楽以外の医療データや環境データの蓄積用途への展開などを検討している。
問い合わせ先:NTT
http://www.ntt.co.jp/
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