new album『DIGITAL BREATH』 をリリースしたAFRA。今作ではエレクトロニック・ミュージックとヒップホップを融合したサウンドで、多方面から注目を浴びるプレヒューズ73ことスコット・アレンがプロデューサーとして参加。ヒップホップの枠を超えたAFRAの挑戦。
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■DOKAKA参加のBjorkのアルバム
『メダラ』 ポリドール 発売中 UIGP-1001 \3,000(tax in)
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| | ──AFRA君は新作をプレフューズ73とやったり、DOKAKA君もビョーク とやったり、2人ともエレクトロニック寄りのアーティストとやって、他流試合を拒まないですよね。
DOKAKA: それはいろんな可能性を探りたいからね。
AFRA: それもそうだし、どのジャンルにもいける感もある。ビートボックスは全然ヒップホップじゃない人にもウケるっていう自信もあるし。
DOKAKA: 新しいことを見つけたいという使命感かな(笑)。
AFRA: かっこいいな、DOKAKA(笑)。
DOKAKA: 今、好奇心が少ない人が多いよね。純粋にやっちゃえ!みたいな感じでやればできるのに、いろいろ考えたりするから…。音楽家はハングリー精神でやるべきだよ。
AFRA: どんどん上手いビートボクサーとか出てきてるけど、下手でも前に前に出るやつの方がすごいと思う。ステージのパンチがあると、それだけでヤラれたりするから。見せるっていうエネルギーがあるやつのほうが強いっていうか。
DOKAKA: ビョークも“やっちゃえ!”って人だよね。俺みたいに知らない人を誘うところもハングリー精神だし。
──ビョークはどういう存在ですか?
DOKAKA: 声の人だよね。あとアヴァンギャルドとポップの間でうまく作品に仕上げられる人。
AFRA: そうそう。大衆的やのに前衛的というかね。斬新なのに安心できる要素がどこかにある。ビョークが声のアルバムを今のタイミングでやったのもすごいよね。
──2人はライヴで一回共演してますが、感想は?
DOKAKA: AFRAの音量は迫力あるよね。
AFRA: DOKAKAのライヴを観てると爆発してる感じがするんですよね。発作的というか。
DOKAKA: 俺は音楽の荒々しかったり、飾ってない恥ずかしい部分をもっと出していきたいの。
AFRA: ロー(RAW)なね。むっちゃ出てるよ(笑)。
DOKAKA: こういうのが音楽の純粋な楽しみ方だよってのをみんなに伝染させたい。
AFRA: アフリカの原住民的と一緒ね。どアナログですね。
──昔、KRSワンも“エディテイメント”(教育の要素をもったエンターテインメントのこと)が大事だって言ってましたね。
AFRA: そうそう。みんなが持ってるものでやってるから。ライヴの時もカッコつけるよりも剥き出しで、素でいった方が絶対みんな共感できるし、演ってて気持ちいい。でも、かっこつけるのも自分、やったりするんですけどね。“素でいく”というかっこのつけ方かもしれんし。DOKAKA君は素でいってる感じだけど(笑)。
DOKAKA: ハハハ(笑)。 取材・文●富樫信也 |
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