【俺の楽器・私の愛機】1872「パンクマシーン」

【Fender】(東京都 ながた2 20歳)

ネックはFenderのJB-62
ボデーはSquierのシルバーシリーズ
ピックガードはMontreuxのTorlam(オレンジ)
PUはFender custom shop 62
ポットはCTS、ジャックはピュアトーン、
あとはなんか部屋に落ちてたやつを集めて組み上げました。
トマスティック・インフェルトのフラット弦を張ったところアホみたいに良い音を出すもので、ここ数年間不動のメイン機として大活躍しています。

なんとなくヘッドにウェザーチェックを入れてみたのを皮切りに、おうやってやんよコラといった感じで、そういう感じで本格的にレリックを始めてしまいました。初めて&ポリ塗装ということで悪戦苦闘しまくりましたがなかなかに良い感じに仕上がったと自負しています。
特にピックガード、これは世のレリック界隈の頂点に立ったと言っても過言ではないでしょう。
Torlamシリーズは数少ないリアル志向のべっ甲柄を実現していますが、個人的にべっ甲層の薄さだけが気になるところでした。そこをどう誤魔化すかには長らく試行錯誤を重ねましたが、表層を#1500の耐水ペーパーで水研ぎ&エッジ部をオレンジ色に塗り塗り、そして裏にまばらにワッシャーなどを貼り付けて経年変化による歪みを再現することで説得力が爆発的に増し、最強にリアルなべっ甲ガードが完成いたしました。なんか心なしか音も良くなった気がします。
「70年代のバカのパンクベーシストが叔父のお下がりのベースを酷使しました」という架空の歴史まで付け、そこから「パンクマシン」と命名しました。(これは半分ジェマーソンオマージュ)
今後はガード下のアルミグランドシールドを作ったりガードのツノの先っちょを切り落としたりしたいと思っています。俺は止まらねえ!!!!!!!!!



◆ ◆ ◆
おうおういいぞいいそ。止まるなそのまま突っ走れ。私も凍殺ジェットとカッターで老けづくり(©みうらじゅん)に没頭した身ですから、レリックにはちとうるさい。とかいいながら、ながた2さんのセンスは抜群や。お見事。これより少なくてもいけないし、これ以上殺ってもあかん。イきたいところ寸止めの美学がよくわかっていらっしゃる。完璧っすよ。でさ、ワッシャーという独自テクニックがすごすぎて全米が泣いたよ。私、1963年製のストラトを持っていたことがあるんですけど、そいつのピックガードが波打っていてね、原因は裏に貼られていたアルミのシールディングプレートが波打っていたせいだったんですよね。それを簡易的に再現するとしたらワッシャーはベストセレクト。天才やん。(BARKS 烏丸哲也)
★皆さんの楽器を紹介させてください
「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。
(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
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