【俺の楽器・私の愛機】1862「Titebond®(タイトボンド)の威力!」

2025.06.12 08:31

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【キャッツアイCE180•W】(埼玉県 キーちゃん ないしょ歳)

「LIMITED EDITION ’82 Vol 1」企画として、600本限定生産の『CE180・M』を購入した。

「キャッツアイ」は、東海楽器製造のアコギ専用のブランドで、「ヤマハ」や「モーリス」等に比べ、比較的地味な存在ではあるが、作りの良さに定評のあるジャパン・ヴィンテージだ!

但し、ネック折れの為、ジャンク品として販売されていた。

値段が2,200円と安価で、ネック折れの状態も亀裂は浅く、然程酷くなかったので、自分で修復を試みようと購入。

タイトボンドをたっぷり塗り、C型クランプで丸2日間圧着したところ、見事に接着!

もっと完璧を目指すなら、ピンルーターで溝を掘り補強財を埋め込むのがベターだが、タイトボンドだけでかなり強固に接着出来たので、これで様子を見る事に。

.012〜.052の弦を張ってレギュラー・チューニングしても不具合は皆無で、修復は成功したと言えよう。

鳴りもそこそこ良く、本来エレクトリック・ギターが主流だが、嬉しくてエレキそっちのけで毎日の様に弾いている!

【Specification】
●Year of Manufacture:1982(Made in Japan / Limited Edition)
●Body:Spruce Top+Rosewood Side & Back
●Body Type:Western Type(Flat Top & Back)
●Neck:Nato, 640㎜ Scale, Set Neck
●fingerboard:Rosewood, 305㎜R, 20F
●Peg:Rotomatic
●Nut:Bone(Width 42㎜)
●Bridge:Rosewood
●Weight:2.1㎏
●Finish:Polyurethane
●Color:Natural
●Price:¥18,000

   ◆   ◆   ◆

【俺の楽器・私の愛機】というコーナーも4年以上の歴史をもって、ついに楽器ではなくタイトボンドの投稿が投下されました(笑)。それにしてもさすがタイトボンド、すごいですね。折れた跡がわからないくらい…は言いすぎかもしれませんが、全く問題ない状態に逆戻り。マイケル・シェンカーは、愛機ギブソンVのネックを何度も折ってきましたが、折って修理を重ねるたびに音が良くなったという心強いコメントを残しているので、このキャッツアイもギャンギャン鳴っていることでしょう。ネックは強度が大事なんでしょうね。私も学生時代フロイドローズ付きマホネックを何度か折りました。あの時タイトボンドとクランプの魔法を知っていれば捨てずに済んだよなあ…。(BARKS 烏丸哲也)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。
(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで
●応募フォーム:https://forms.gle/KaYtg18TbwtqysmR7

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