ティアーズ・フォー・フィアーズ、再結成のきっかけは1枚のファクス「フィル・コリンズの離婚と逆」

Photo by Frank Ockenfels
ティアーズ・フォー・フィアーズのローランド・オーザバルとカート・スミスは、10年近く連絡を絶っていたことがあるが、スミスが送った1枚のファクスがきっかけで、関係が修復したという。
英国BBCのインタビューで、「2人は長年話をしていない時期があったが、どうやって再び連絡を取り合うようになったのか?」と問われると、オーザバルは「ファクスで再び繋がるようになったんだ。フィル・コリンズの離婚と逆だよ(*コリンズは80年代、ファクスで離婚を切り出したと噂された。本人は後にこれを否定)」と答えた。
「カートがメッセージを送ってきたんだ。僕のプリンターから出てきた。“これが僕の番号だ。もう9年だ。電話くれ”って書いてあった。僕は、“電話すべきか? しないべきか?”って考えたよ。でも最終的に、彼に電話したんだ。それで話をした。その頃、カートはアメリカに住んでて、英米混合の話し方をしてた。“インスピレーション”とか“モチベーション”、“ダイレクション”なんてことについて話してた。バースの公営アパート出身の子がさ」
オーザバルとスミスは10代前半のとき出会い、その頃からずっと一緒に音楽を作ってきた。ティアーズ・フォー・フィアーズが世界的に成功した後、不仲になったが、兄弟のような関係はちょっとしたきっかけで、すぐに元に戻ることができた。
ティアーズ・フォー・フィアーズは先月終わり、17年半ぶりの新作『The Tipping Point』をリリース。全英で2位、全米で8位にチャート・インした。彼らのスタジオ・アルバムが英国でトップ10入りするのは約29年ぶり、アメリカでは32年半ぶりだった。
80s pop titans @tearsforfears are on target to have the UK's number one album tomorrow.
Curt and Roland told us why their new record was seven years in the making.https://t.co/drMh3QNuZL
— BBC News Entertainment (@BBCNewsEnts) March 3, 2022
Ako Suzuki