ブライアン・メイ、クイーンの最初期の公演の1つを録音したテープを発見

ブライアン・メイは最近、クイーンの最も初期の公演の1つを録音したカセットテープを発見したそうだ。メイが通っていたインペリアル・カレッジ(ロンドン)でプレイしたときのものだという。
彼は『Classic Rock』誌最新号で、こう明かした。「僕らは常に、歴史的に重要だと思うものを探し出そうとしている。それでつい最近、1本のテープが出てきたんだ。僕は興奮してる。インペリアル・カレッジの講堂で開いた僕ら初期のギグの1つだ。自分がこのカセット持ってるってことさえ知らなかった」
「僕ら、まだ未熟だったよ。フレディが成長していく中で、あの時点の彼の声を聴けるのは興味深い。彼は意思の力、カリスマ、情熱とも備わっていたが、まだあの声を十分に発揮しきれていなかった。だから、僕はちょっと躊躇しているんだ。フレディが、あの段階での自分を聴いてハッピーに思うか、わからないからね。でも、もし彼が生きていて今ここにいたら、多分、僕と同じようなことを言ってたと思う。“おおダーリン、僕らひよっ子だった”ってね」
テープをどうするか、いま検討中だという。「数年前の僕らなら、守りに入ってて、“これは誰にも聴かせるべきじゃない。すごく荒っぽいから”って考えてたはずだ。でも、人生でこの立場になると、寛大になるんだよ。過去の自分たちを恥じてはいない」
ブライアンはテープがいつ録音されたのかは言及しなかった。彼らが初めてインペリアル・カレッジでプレイしたのは1970年7月18日。その年は8月にもそこでプレイしている。この時期のものであれば、ジョン・ディーコン(B)はまだ加入していない。
Ako Suzuki
In the new issue of Classic Rock, we celebrate the glory and the majesty of the first 50 years of Queen by sitting down with the inimitable Dr Brian May and Roger Taylor for an in-depth conversation to reflect on their incredible story so farhttps://t.co/Zs7TxiNnmD
— Classic Rock Magazine (@ClassicRockMag) February 2, 2021