スパンダー・バレエ、新シンガーと離別。オリジナルの5人が揃うまで活動中止

スパンダー・バレエは昨年、2017年に脱退したトニー・ハドリーに代わり、ロス・ウィリアム・ワイルドを新シンガーに迎え活動を再開したが、公演を行うにつれ、ファンが望んでいるのはオリジナル・メンバー5人が揃うことだと実感したという。
ベーシストのマーティン・ケンプは、先週木曜日(5月23日)、英国のモーニング・ショウ『This Morning』に出演し、ハドリーが戻るまで活動を中止するつもりだと明かした。
「(ハドリーが脱退し)バンドはプレイするのを止めていて、僕らは、ロス・ウィリアム・ワイルドを連れ出すことができたら本当にクールだって思ったんだ。彼はいい奴で、いいシンガーだ。ヨーロッパで6、7公演やって、すごく楽しかった。でも、僕は、人々が望んでいるのは僕ら5人が揃うことなんだって実感し始めたんだ。僕は、それが実現するまで、手を付けるべきじゃないって思う。いつか5人が揃い、話すことができたら、素晴らしい」
司会者から、ツアー活動を止めるのかと問われると、「トニーか戻ってくるまで…。5人が揃うまでは。トニーだけのことじゃない。5人全員が揃うまでだ」と答えた。
小~中学校のときからの友人だったスパンダー・バレエのメンバー5人は、90年代印税の配分をめぐり裁判沙汰になったが、その後和解し、2009年に再結成した。
バンドはケンプが番組に出演後、「スパンダー・バレエは、昨年の素晴らしいパフォーマンスに対しロス・ウィリアム・ワイルドに感謝し、彼のバンドMercutioや彼がいま取り組んでいるたくさんのエキサイティングなプロジェクトの成功を祈る」とツイートした。
Spandau Ballet would like to thank Ross William Wild for his brilliant performances with them last year and wish him every success with his band, Mercutio, and the many other exciting projects he’s working on at the moment. pic.twitter.com/rcCqTeOE4J
— Spandau Ballet (@SpandauBallet) 2019年5月24日
Ako Suzuki






