ラムシュタイン、ユダヤ人団体から非難されたミュージック・ビデオ公開

ドイツのロック・バンド、ラムシュタインが木曜日(3月28日)、9分間ある大作、最新シングル「Deutschland」のミュージック・ビデオを公開した。
バンドは今週初め、その予告編を公開した際、収容所と絞首刑を連想させる場面をフィーチャーしたことにより、ユダヤ人団体から批判されていた。Central Council of Jews in Germanyの元代表でホロコースト生存者のCharlotte Knoblochさんは、ドイツの新聞『Bild』に「このバンドはこのビデオにより一線を越えてしまった。ホロコーストを利用した上、月並みな表現をするのは無責任だ」とコメントした。
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— Rammstein (@RSprachrohr) 2019年3月26日
Public’s Radioによると、ほかのユダヤ人団体やイスラエルの外務省からも非難の声が上がっているという。
YouTubeではこのミュージック・ビデオの視聴に年齢制限をかけている。
ラムシュタインは、5月17日に10年ぶりとなるニュー・アルバム(仮タイトル『Rammstein』)をリリースする。「Deutschland」は新作からの1stシングルとなる。
Ako Suzuki







