R.E.M.、ドナルド・トランプ候補の曲使用に抗議

R.E.M.が、米大統領選における共和党の候補者指名を目指しキャンペーン中のドナルド・トランプが彼らの曲を使用したことに憤慨している。トランプ候補は水曜日(9月9日)、集会でステージに登場する際、R.E.M.の「It’s The End Of The World As We Know It (And I Feel Fine)」を流した。
彼らは翌日、「僕らはこの政治行事で僕らの音楽を使用することを許可していないし容認もしない。候補者達にはそうしないよう要請する。ここにはより重要な問題があることを思い出して欲しい。メディアやアメリカの有権者はもっと全体像に目を向けるべきだし、スタンドプレーをするような政治家が、いま差し迫る問題や大統領選キャンペーンの問題から僕らの目をそらそうとするのを許してはならない」との声明を発表した。
また、R.E.M.のベーシストだったマイク・ミルズは、フロントマン、マイケル・スタイプからの「恥を知れ。この哀れで目立ちたがりで権力欲が強い小心者たちめ」との発言をツィートした。
トランプ候補は以前、ニール・ヤングの「Rockin’ In The Free World」を使用し、ヤングのマネージャーからクレームが入った。一方、彼の友人であるトゥイステッド・シスターは「We’ re Not Gonna Take It」の使用を快諾している。
Ako Suzuki